巨大なアザミが咲いていました。
アーティチョーク(和名:チョウセンアザミ)という花です。
元々野生の大アザミを野菜として改良したものだそうです。
花の直径は10センチくらいにみえました。
萼の部分を含め全体の大きさは、ソフトボールよりやや小さいくらいでした。
畑の端に2本植えられていたようですが、1本は重みのせいか倒れていました。
草丈は1.5mくらいで、根元の方は大きなギザギザの葉がついていました。
ヨーロッパでは、野菜として普通に売られているそうです。
つぼみを塩ゆでして食べるのが一般的で、ガクの肉厚な部分がソラマメに似た風味だそうです。
アーティチョーク(Artichoke)は、アラビア語で「巨大なアザミ」という意味だそうです。
和名は、チョウセンアザミですが、原産地は地中海沿岸だそうです。
日本には江戸時代にオランダ経由では入ってきたそうです。
当時の日本では朝鮮は外国を表す意味合いがあり、チョウセンアザミとなったそうです。
日本では、江戸時代中期に栽培された記録があるが、広まらなかったとのことです。