明日は田舎へ帰るため、一足早く広島の墓参りに行ってきました。
夕方だったのに、まだムゥワーとした暑さでした。
西慶寺の墓地には、多くの方が午前中にお参りされたようで、ほとんどのお墓に花が供えられていました。
しかし、この暑さから、みなぐんなりとしおれていました。
冷たい水を、頭からたっぷりとかけてあげました。
ほとんどのお墓に花が供えられていました。
ここも安芸門徒の墓地ですが、申し合わせで灯籠は立てないことになっています。
ちょっとさみしいですね。
帰りに近くの寺町通りを通って帰りました。
ひどくにぎやかなお寺が目につき、写真を撮らせていただきました。
この「盆灯ろう」は、
安芸地方(広島県西部)の特徴的な風習で、香川県西部でも一部行われているそうです。
江戸時代の広島城下、娘を亡くした父親の話に由来するそうです。
「亡くなった娘のために石灯籠を立ててやりたいと思っても、そのお金がなく、
竹をそいで紙を貼り、それを灯籠として供えたことから始まり、城下に広まった」とのことです。
風などで火事を誘発することから、最近では灯はともされていませんが、
盆の夜、あちこちの山際で、きれいな灯がともっていた風景が目に浮かびます。