この間まで黄色の花を輝かせていたモッコウバラもそろそろおしまい▼五月の大型連休も終わり、本日は月曜日。ジャスミンのかおりも弱くなったような…。気のせいか。月曜日の到来にモッコウバラではないが、しおれたような気分になるのは小欄ばかりではなかろう▼予報では月曜日は雨のところが多いらしい。「雨の日と月曜日はいつだって私を落ち込ませる」。カーペンターズの古い流行歌の「雨の日と月曜日は」。口ずさんでも元気は出てこないか。ゴールデンウイーク後に憂うつな気分になりやすい「五月病」の季節である▼欧米で日本の五月病に比べられるのが「ポストバケーション・ブルース」。休暇後の「ブルース(沈んだ気分)」という意味になる。五月病もそうだが、休暇中、旅行や、家族とのんびりすごしたことでストレスが軽減される半面、その後のストレスがより重く感じてしまうらしい。無理は禁物である▼厚労省のウェブサイトに五月病の対処法があった。自分をあまり厳しく追い込まない、友人と話す、笑うというのもあった▼自信はないけれど、月曜日の気晴らしに小咄(こばなし)を一席。休み明けの月曜日、どうしても仕事に行きたくない男に向かって、友人がこう話しかける。「ねえ、月曜日のいい面を見ようじゃないか。少なくとも月曜日は週に一回しか来ない」−。あんまり気はラクにならないか。
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