中華街の魅力

齋藤修と多くの人が中華街情報を共有する場となることを期待いたします。最近中華街にあまりいけず、データーを整理しています。

中華街で意外と知られていない「シュウマイ・チャーハンの名店」、清風楼(関帝廟通り)。

2015-11-28 09:00:03 | 店の情報

関帝廟通り中央に位置する「清風楼」は 池上正太郎も通った(いろいろな文献、店頭にも新聞記事のコピーが提示されている)という店。その振れ混みはともかくとして、「チャーハン」「シュウマイ」はおいしい店である。期を狙ったものではなく、2000円程度するチャーハンは実にシンプル。出されたときに本当にこの価格と疑うほどである。シュウマイは、小粒ながらしっかりと作られたもの、麦酒には絶品である。

 

 

清風楼「広東」 045-664-4305 (木曜定休)      

「特徴」
1.何せ池上正太郎関連の「炒飯」が名物の老舗。
2.「焼売」も外せない一品。是非賞味しておきたい店である。
3.メニューは意外と豊富。単品を試して見るのなら楽しい店である。
4.炒飯は最高値で2000円弱。食べて見ればなんと無くわかる?
5.古の雰囲気が十分感じられる店舗および従業員の方々である。

「ランチ」 特に設定はない(以前はあったが・・最近見ない)

 焼売で有名な「清風楼」意外と味に関しても大変なものである。店舗は焼売の販売店のような雰囲気をしているが,店内には普通の中華料理屋に負けない,品揃えのメニューが準備されている。いまいまで,おみやげとして焼売を何度と無く買ったものだが,今回はランチタイムに挑戦してみた。
 普段は,店の中も衝立であまり見えないし,状況が解らない。他の店のように,ウィンドウでディスプレイしているわけでもないし,メニューなど解らない。ランチタイムだって店頭に何も書かれていないので,シャッターがあがっていれば営業しているという感じである。初めて,焼売のカウンターから内部に入ってみた。礼儀正しそうな店員の人が一斉に反応する。一人であるのを確認し,入り口近くの2人用のテーブルに案内された。出入り口で普通の人であれば,いやな場所であろうが,店内(厨房の様子までが見える)を見渡す事ができ,絶好の場所である。
 本来だと,この店の評判の「炒飯」を食べるべきだろうが,「中華飯」が目に付いたので,頼んでみる。頼んでから壁を見れば,ランチタイムサービス(①炒飯②焼きそば600円③焼売ご飯550円)が張られていた。すでに遅し,800円を奮発する。中華飯あるいは中華(五目)うま煮などがその店の味がわかるものであり,間違いではない。まずお茶(抹茶が多少入っている寿司屋で出されるようなもの)が出され,箸と漬け物(大根の柴漬け+たくあん),熱いタオルが受けにのせられて出される。「熱いですから気をつけて下さい」の一言が付け加えられる。中華街では珍しい対応。それもそのはず,レジを守っている中年の女性が目を光らしている。従業員の動きをこまめに指示し,指導していた(まだ慣れてない人がいるらしい)。待っている間にお茶を頼めば,いち早く反応していた。
 中華丼の登場である。本当に丼にてんこ盛りにもられたものが出てきた。スープもたっぷりと入れられてある。外観は普通の醤油スープであるが,飲んでみると見事な味がてでいる。具は,ネギだけであるが十分なものである。おそらくつゆ麺も美味しいに違いない。主賓は,白菜ではなくキャベツを基本とした炒め物である。そのせいか微妙な甘みが心地よく出ていた。スープ同様,味付けが良い。広東料理らしく塩を上手に利かしたちょうど良い味付けをしている。あんの量は多いが,ご飯がしっかりしているので,べたべたする感じが無い。熱々の料理をやけどしないように食べるのが精一杯だった。
ランチ例)月から土まで「ランチタイム11時から14時営業」

 

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 市場通りは海鮮② 魚やが営む... | トップ | 三和楼も上海がにの季節。阻... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

店の情報」カテゴリの最新記事