左が右ワン側のベアリング スペーサーが歪んでいます
毎年気候が穏やかになった春と秋に自転車の整備をやっています。
今回は異音が出始めたボトムブラケットを開けて整備したり、汚れた車体を磨いたり油を
さしたりグリスアップしたり。冬の間ほったらかしだった部分をこまごまと補いました。
固着した右ワンを外そうとしてみましたが無理だったので、後サスペンションのピポッド
のがたつきを少し改善しました。
ゴムがべったりのハンドル
右のグリップのゴムが溶け始めたので外して新品に替えましたが、リサイクルショップ
でゴムを落とす溶剤を見つけたので試してみました。得体のしれないスプレーですが安く
売っていたのでとりあえず使ってみたら、そこそこ効き目がありました。ライターオイル
でも似たような効果はありますが天然の洗剤が少し含まれていているようです。このスプ
レーは車輪のリムにこびりついたブレーキパッドの汚れを落とすことが出来ましたが、噴
霧する時タイヤにかかるので何回も吹くのは避けました。
それと今回は初めてゴム手袋をして掃除してみました。今まで素手でやっていたのです
が、油汚れが酷く二日間は落ちなかったのです。ゴム手袋と言っても使い捨てで薄い物な
ので途中から指先が破れ爪に油が入り込みます。それ以外は使い勝手も良く、作業中に手
の油をぬぐうのも比較的簡単で工具が使いにくいという事もありませんでした。
ボトムブラケットの異音は毎度のことながらベアリングのスペーサーです。右ワンが削
れて内径が大きくなっているらしく、半年くらいでスペーサーが広がって内壁に接触する
のが原因です。柔らかい金属なので曲げ戻すのは難しくないことですが、そのたびごとに
ボトムブラケットを分解するのは面倒です。やはり右ワンを外す工具を探した方が良い様
です。
今回はハンドル周りの改修までできませんでしたが、夏になるまでまだ間があります。
前輪にがたつきがあったので締めなおしましたが、これもできれば新品に替えたいと思い
ます。