自然を愛して

田舎暮らし

雑草の中の花

2015-10-11 10:22:24 | Weblog
秋の朝、裏庭に出ると雑草の中に可憐な花々が咲き、自然を楽しむ田舎生活の一日が始まります。
近くに柿木、夏みかんの木があり、直射日光の当たらない、ちょっと湿った場所ですので
ちょうど良い花シュウカイドウを植え、自然に生えたツユクサ、つわぶきの花たちを九月に撮影しました。
今朝はシュウカイドウの花は薄こげ茶色になり、種子が飛んで来て咲いたコスモスが風に揺れ彩っています。


シュウカイドウ(秋海棠)
 
     シュウカイドウ              植木鉢のベゴニア
シュウカイドウ科 ベゴニア属 多年草 開花時期(8月~10月初旬)
耐久性が強く繁殖も容易です。球根を植えると野外でも定着し、種子をまいて増やすことが出来ます。
茎の頂点から花序を伸ばし2㎝~3㎝程度の淡紅色の花を咲かせます。
雄、雌同株異花で雄花は花弁が開き黄色く球状に集まった雄しべが目立ち、小さな花弁が2枚あり、
大き花弁のように見えるのは萼で2枚あります。
雌花には花弁がなく、大きな萼が2枚わずかに開くだけです。
葉っぱは偏必形で左右非対称で互生です。
柔らかく下垂れる可憐な花が好きですから秋になると籠に自然に活けます。
花言葉
自然を愛す、片思い、 未熟

ツユクサ(露草)

ツユクサ科、ツユクサ属、一年草 開花時期(6月~10月)
畑の隅や道端などで見かける雑草です。
茎は15㎝~50㎝位、二つ折れになった苞の間から青色の花が次々と咲きます。
花弁は3枚ですが、上部の2枚は青く大きくて下部の1枚は白くて目立ちません。
雄しべは6本あり、そのうちの2本が長く花粉を出し、残りの4本は黄色が目立ち花粉はださないそうです。
朝露を受けて咲き始め午後になるとしぼんでしまいます。
花の青色汁を採って染物の下絵を描くための絵具として用いられています。
葉は笹のような形をした広い線形で葉の根元は茎を抱いています。色はやや淡く互生です。
鮮やかな青色は白色が良く合いますから白い花と一緒に仏様に御供えしましたが、
1日花と言われますが良く映え2、3日は持ちました。
花言葉
尊敬、夜想曲、なつかしい関係

ツワブキ(石蕗)
  
キク科、ツワブキ属 山野草、常緑多年草、開花時期(10月~12月)
花は株の中心から出て、先端に数輪咲き菊の花に似て3㎝前後の黄色の花を咲かせます。
新芽は茶色の綿毛に包まれていますが、成長になるにつれて取れていきます。
葉は根生葉で基部が大きく左右に張り出し、革質で艶があって直径20㎝前後の腎臓形です。
地下には短いワサビ状の根茎が連なり大きな株になります。
活花では他の花茎の隠し用に下に葉を活けると落ち着いた活花になります。
花言葉
謙虚、困難に傷をつけられない


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