自然を愛して

田舎暮らし

古代出雲歴史博物館

2012-07-17 21:20:49 | Weblog
    

石見銀山の世界遺産登録5周年記念特別展が6月1日~7月8日迄開催されました。
テーマは “その繁栄と文化の継承”ですが、最終日の7月8日にやっと行ってきました。
当館は何回か訪れていますが、この時季は緑が美しく「桂並木」はとてもきれいでした。
特別展示室の入り口でカタログを頂きましたが、丁寧に説明してあってとても判りやすく、また大田市大森町の石見銀山資料室
石見銀山世界遺産センター、温泉津町のゆうゆう館を訪ねたいと思いました。
古代出雲歴史博物館には石見銀山と東南アジア、大航海時代の世界地図、日本地図、オランダ東インド組織図など
丁銀では(石州丁銀、御取納丁銀、御公用丁銀、文禄石州丁銀、戎一文丁銀)など銀山資料があることを知りました。

また特別展で「水木しげると出雲」の原画展もありました。原画は線が細かくて素晴らしいです。

常設展示室には特色ある島根の歴史と文化を一堂にテーマ別に展示してあります。
1.テーマ別展示室「出雲の風土記の世界」「青銅記と金色の太刀」「出雲大社と神々の国まつり」
2.総合展示室島根の人々の生活交流には「四隅突出型墳丘墓」「出雲の玉作」「石見銀山」「たたら製鉄」
3.神話回路には「神話シアター」「神話展示コーナー」「神話探検コーナー」を見学してください。
 大人も子供ゆっくり楽しめる所です。
 最初に見学したときは平安時代の出雲大社本殿(1/10)の古代高層神殿模型や銅鐸、銅剣に驚きました。
 一休みしたくなるとカフェーで風土記の庭を眺めながらコーヒーをいただくのも至福のひとときです。

「神話博しまね」開催
  
会 期 7月21日(土)~11月11日(日)
主会場 出雲大社周辺

 
  神々の国しまね~古事記1300年のメーン企画で島根県の大型観光として準備が進んでいます。
  出雲大社隣の古代出雲歴史博物館駐車場に設ける特設会場には、高さ15mの大型スクリーンで県内の風景や
   神話を紹介する神話映像館を設置するほか、郷土芸能の披露など多彩なイベントが繰り広げられます。

※古事記とは日本最古の歴史書1300年前編さん
  上・中・下の3巻には日本列島の成り立ちや、国造り、国譲りといった神話が登場。
  上巻に素戔鳴尊の八岐大蛇退治など出雲系神話や稻羽之素菟(因幡の白兎)などが占めています。
  石見人は石見神楽からスサノオノミコトのヤマタノオロチを子供の頃から親しんでいます。


フタナミトビヒメシャクの幼虫

2012-07-13 15:46:36 | Weblog

ガラスの花瓶にユリと紫陽花を活け、数日経ったある日ユリの花びらに不思議なものを見つけました。
黄緑の細長い(30mm)ものが真直ぐについているのでちょっと指で触ると動きました。
そのとき初めて幼虫だと解り図鑑で調べましたらフタナミトビヒメシャクの写真に良く似ています。
フタナミトビヒメシャクは別名シャクトリムシです。
シャクトリムシはシャクガ科の蛾で、種類が多く夫の話では茶褐色で昔は多くいたそうです。
食餌植物はバラ、カタバミ、ムクゲ、キクなどです。今年バラを植えたのでそのためいたのかしら
眺めていると体の前後の端にしか足がないので、そのため胸部につく脚を離し、体を真っ直ぐに伸ばし、
その足で基物に掴まり、今度は疣足を離し、体の後端部を歩脚の位置まで引き付けます。
そのとき体はU字型になり、それから再び胸部の足を離し、繰り返して歩くので面白くていくら見ても飽きません。


ユリの花びらが散ったのでプラスチックの容器に茎を入れましたら容器から逃げ出しました。


幼虫が可哀相ですので庭の中で葉っぱの多いギボウシに置いてあげました。U字の形は可愛いでしょう