黒松海岸 風紋
ＪＲ山陰線の列車に乗るときは山側の席でなく、日本海側の席に座り、美しい海岸線を良く眺めます。
冬景色は荒波が岩にぶつかり、また浜に打ち寄せる白い波形が紺碧の海に映え、海の変化を見るのも楽しみの一つですが、
近頃は黒松から浅利にかけて林立している風車を眺めるのも好きです。
風車は江津市東ウィンドファーム風力発電所の風車で１２機が延長２ｋｍ続いています。
風力発電は風の力(風力)によって発電する方式ですが、再生可能エネルギーで、二酸化炭素など温室効果ガス排出量の低減効果があり、
世界各地で普及が進んでいます。
江津市は二宮町・千田町・敬川町（高山周辺）の山側にも９機あります。
写真は国道9号線から少し入った黒松の海岸から１１月末の晴れた日に撮りました。
遠方に浅利富士が見え、砂浜では風紋を見ることができました。
風紋は風の強さ、風向、粒子の大きさなどでその高さ、幅、周期などが異なり、粒子が水や風によって移動して出来るそうで、
波状の模様の美しさにも感激しました。
車で出雲地方へ出かけると、田儀町の日本海が眺望できる高台に２基風車が備え付けてあり、その景色もいいですよ・・・