安来市能義平野に白鳥が飛来していることを知り、純白の羽毛に覆れた優美な姿を見たいと思い足立美術館の帰りに
「白鳥ロード」沿いの交流地点「出雲織・白鳥の里」立ち寄りました。観察棟からはあまり見えなくて、水田を目指して歩いていくと
コハクチョウが60羽ぐらい集団で横並びに休んでいました。
また、農道を挟んで反対側の水田にも同数位いて、飛立ったときは群れになってとっても綺麗でした。
遠方には鳥取県にある雪化粧した大山もうっすら見えました。
野生動物は警戒心が強く近寄れないので、遠くから観察しましたが、野鳥をはっきり撮影するには望遠鏡付カメラでなくては駄目ですね。
帰りにバスを待っていると地元の方が親切に説明して下さいましたが、毎年10月下旬頃からシベリアから飛来して、3月上旬に旅立ち、
能義平野へは朝7時ごろやってきて餌を食べたり、羽を休めたりして過ごしているそうです。
餌は稲刈りの終わった後生える稲の茎にわずかについている二番穂を食べて、夕方5時ごろ中海をはさんだ米子市の「水鳥公園」近辺を
ねぐらにして帰っていくそうです。
カメラマンも12月頃から多く撮影に来ますが、一番美しい風景は、朝7時頃に朝日が昇り、両側から飛んで来るコハクチョウの姿が光りを受けて
輝く風景は素晴らしいと話され、その情景が目に浮かび心の中に描くことが出来ました。
次は野鳥の種類の多い米子の「水鳥公園」へ出かけバードウォッチングを楽しみたいと思っています。