自然を愛して

田舎暮らし

野鳥

2008-04-24 17:42:44 | Weblog
のどかな春になり、ウグイスの鳴き声で目を覚まし一日が始まります。午前中は庭の草取りを日課にしていますが、裏山の方から「ホーホケキョ」と5分間くらい間をおいて、また「ホーホケキョ」と美声のさえずりが響き渡ります。ときどき「チャッチャッ」と地鳴きも聞こえることもあります。
また、ツバメが電線に止まり「チュンチュンチューン」と鳴き、姿は(頭上から尾まで黒色光沢、腹は白色、額とのどは赤褐色)ちょうど燕尾服を着て舞飛ぶようで美しく好きです。
我が家にも3年前まではツバメが巣を作ってやって来ていましたが、スズメが一度巣を占領したため何回か来ましたが留まらなくなりました。
畑では白セキレイを見つけました。最初ツバメにしてはスズメに似た体型で白色が多く低空を飛んでいましたので分からなかったのですが、夫が名前を教えてくれました。
ヒヨドリも来ては「ヒーヨヒーヨ」と鳴き、キャベツを良く突いて食べ散らかしますが、バード・ウォッチングは楽しいです。


冬鳥の旅たち
冬鳥で3月頃まで庭に来ていたジョウビタキの雄鳥は姿が美しく可愛い鳥です。(頭上は灰白色、顔は黒、翼は白斑、外側と腹の橙色が目立つ)
剪定した低い梅の木や南天の実を食べたりする様子が居間の窓ガラスからよく見えました。そっとカメラを持って行くと飛立ち中々いい写真を撮ることができませんでした。
畑ですと人懐こくすぐ側に来てさっと虫を取りにくるそうです。夏はシベリアのバイカル湖周辺や中国東北部にいるそうですが、今はどこまで飛んで行っているでしょうか


写真はジョウビタキです。

桜見物

2008-04-15 01:23:43 | Weblog
今年の桜見物は出雲地方の斐伊川堤防桜並木か石見地方の三隅太平桜(樹齢660年国指定天然記念物)を見たいと思っていましたら、パソコン講座で知り合った人のホームページを見て、邇摩の健康公園の桜がきれいなことを知りました。我が家から車で15分で行ける仁摩町のサンドミュージアムの側にあります。
島根に住んで5年になりますが、一度も話題になったことがありません。9号線から少し奥に入っているのでわからないのでしょう。
桜並木は満開で川のほとりと丘にもあります。山の頂上には「あずまや」があって、そこから遠くの銀山積出港の鞆ヶ浦と宅野港が良く見えました。
上から見る満開の桜も美しく、桜は日本のもっとも馴染みの深い花だけあって素晴らしいです。
山を下りながら花びらを観察しましたが、樹全体を見るのと違って深みがあります。「優れた美人」と言われるだけあって魅了しました。
今は花吹雪か花びらのじゅうたんになっているでしょう。お奨めスポットです。


3/26日~4/8日まで今井美術館で開催された「再興第九十二回院展」を鑑賞しました。作品の中には何点か桜の画がありましたが、その中でも花びらが印象に残った作品は西田俊英氏の「惜別・櫻」です。遠く離れて見ると光り輝いているのです。作者によっていろいろな桜の捕らえ方を見ることが出来ました。文学も万葉集に始まり昔からの多くの作品を親しむと楽しいでしょうね。


                      

4月月26日から東宝系で公開されます「砂時計」を記念にして
サンドミュージアムで主題歌を担当する「いきものがかり」のミニライブが開催されます
4月16日(水)午後12:30開演です。

                            

母の教訓(さくら編)
   子供の頃、母の話の中から心に残っている言葉があります。
 Ⅰ. アメリカ初代大統領ワシントン
   子供とき桜の木を切って父親に言うと怒られることを覚悟で正直に話したら、かえって褒められたこと。
   (嘘をついてはいけないと諭されました。)

 Ⅱ. 親鸞聖人(浄土真宗)
   9才の春、出家得度の意を固められ一首の歌を記された。
   「明日ありと 思う心の あだ桜 夜半に嵐の 吹くぬものかは」
    明日まで命があると誰が保障してくれるでしょう。出来ることは直ちにやりなさい無常の嵐が吹く前に(訳)
   (何事も明日々と言って日にちを延ばしてはいけないと諭されました。)