自然を愛して

田舎暮らし

ユリの花と虫

2010-06-30 15:47:19 | Weblog
 
今年はユリの芽が庭に畑に随分増えて楽しみにしていましたが、6月初め庭の草取りをしていたとき、
ユリの葉っぱにユリクビナガハムシ(泥んこ虫)の幼虫が付いたらしく黒い糞をたくさん見つけました。
特に梅木の側がひどく蕾みは全滅です。畑と縁側の庭には夫がオルトラン粒剤をまいて何とか花が咲き、
我が家のお墓、仏様、忠魂碑、亡友のお墓に供え、玄関にも花を活けることが出来ました。
ドアを開けると甘美な香りと純白の花が出迎えてくれます。
農薬嫌いな夫はあまり虫退治をしませんが、知人に聞きますと1ヶ月に3回は使用しているそうです。
その後、雨の降る日に花びらの中に蟻を見つけ手で捕まえて処理しました。
そして、晴れの日には黄緑色のアオクサカメムシ(カメムシはヘコキ虫と言って悪臭を発します)も一匹見つけました。
虫退治もわからない私は園芸の知識を増やすことから始めましょう。
               


スカシユリ

橙色の花びらに赤褐色斑点がついています。ユリの和名は「透かし百合」で花は上に向いて咲きます。
暖かい場所に植えていたユリは最初に咲き、虫もあまりつきませんでした。

カサブランカ(昨年咲いた花)


カサブランカは多年草で、ラッパ型の大輪を咲かせ、白い花びらと雄しべの茶褐色のやくが美しく調和している高貴な花です。
(植木鉢で育てました)


ウミネコ

2010-06-20 15:28:01 | Weblog
 

田植えの終わった田んぼに5月頃からウミネコが餌を食べにきていました。
餌はおたまじゃくしですが、稲を植え終わった2,3日後に訪れ、田植えの済んだ順番に移動して行くようです。
稲が生長すると餌が取りにくいのでしょうか。
最近は最後に植えられた田んぼにいることが多く、夕方になると6km離れている福光海岸に飛立っていきます。
福光海岸には天然記念物の繁殖地として有名な沖蛇島があります。
この島は海抜19.2m、周囲200m、面積1,560㎡の砂岩石質の島で浸食によってできた溝が蛇に見え名前がつきました。
47年頃から飛来して繁殖を初め今は700羽から800羽くらいいるみたいです。
田んぼに中いるウミネコを観察すると嘴(くちばし)の大分部は黄色で、先端は黒帯、最先端は赤斑です。
脚と水掻きは黄色、頭部や体下面は白、体上面は黒色の羽毛で被われ、全長44~48cmの可愛い鳥に見えますが、
飛立つウミネコは羽翼開張120~128cmだけあって勇ましく見えます。カモメと良く間違いますが、違いは猫のように
ミヤーミヤーと鳴くことです。

           沖蛇島


昨日、買物の帰り福光海岸に立ち寄り沖蛇島を写しましたが、お天気が悪くウミネコが3,4羽大空を舞っているだけでした。
4,5月頃、島の近くに行くと多数の鳥を写せたことでしょう。あゝ残念


           ハマヒルガオ                              福光海岸砂浜
  
         
浜辺でハマヒルガオの群生を初めて見ました。花は淡紅色で美しく、茎は砂に埋もれ、葉はつややかな緑色で厚みがあります。


島根県には天然記念物に指定されている有名なウミネコの生育地があります。
出雲市大社町日御碕灯台(東洋一)の近くの経島(ふみしま)です。
出雲地方に観光旅行のときは是非訪れてください。