自然を愛して

田舎暮らし

ヒヨドリ

2019-05-04 15:27:05 | Weblog

早春のころ裏山からホーホケキョとウグイスの鳴き声が聞こえてくると春の訪れを感じ、庭を眺めるのが楽しみです。
3月中頃にはヒヨドリが前庭のサクランボの樹に止まっていました。
鳴き声は「ヒーヨ、ヒーヨ」と甲高く聞こえますが、早朝は「ピッピッピピピ」とリズムよく鳴くこともあります。
庭に来る小鳥は窓を開けるとすぐ飛び立ちますので写真は中々撮ることが出来ませんでしたが、
今回は窓からヒヨドリが撮影できました。

形態は全長約27.5㎝。翼開長は約40㎝。尾は長めで12.5㎝位です。
ムクドリやツグミより体型がほっそりしているそうです。
くちばしはとがり雌雄同色。頭部から胴体は灰色の羽毛に覆われて、頬に褐色の部分があり、よく目立ちます。
頭頂部の羽毛は周囲よりやや長く、冠羽となっています。翼や尾羽は灰褐しています。
好物はサクラ、椿などの花の蜜を食べることです。繁殖期には昆虫類も多く捕食するそうですが、
夫の話では、畑の土を掘りおこしていると傍に来てあっという間に捕食して飛び立つ小鳥はジョウビタキだそうです。
春真っ盛りのときはサクランボの花の蜜を吸っていましたがなくなると椿の蜜も吸っていました。

サクランボの樹木の側にあるハナズオウの花がきれいに咲きました(4月24日)

今はサクランボの樹は若葉が美しく佐藤錦の実も多くなってきています。
樹に早く網を掛けないと小鳥に実を全部食べられてしまいそうです。  


大型連休に長男夫婦が帰省しました。今年は玉造温泉に一泊宿泊して松江の由志園でボタンを鑑賞。
出雲大社へ参拝してから実家に帰りました。
あくる日は地元神社の春大祭の「石見神楽」を見たり、家族で三瓶山の新緑のドライブを満喫しました。
毎日早朝は夫婦で散歩に出かけたり、お墓参り、海の景色も見に出かけました。
近くの海では曇りで夕日の沈むところは見ることができませんでしたが、
山陰線の列車でちょっと見たそうで美しかったと言っておりました。
都会育ちの夫婦は珍しそうに庭のふき、山に1本生えていたもうそう竹、
畑に生えていたワラビの煮つけなどおいしそうに食べていました。
息子は「田舎は空気がおいしいね!!のんびり出来て良かった。」と喜んでいました。