自然を愛して

田舎暮らし

石見銀山 大盛(おおざかり)行列

2009-08-02 23:26:49 | Weblog
夏祭りの便りが聞かれる昨今、石見銀山遺跡がある大田市大森町で8月1日に大盛行列(おおざかり)がありました。
城下町で行っている大名行列のような華やかさはありませんが、市民60人位が参加して町並みを練り歩きました。
行列は江戸時代の銀山歴史を再現して、代官を先頭に、地役人や山師、掘子(ほりこ)が続き、子供が石をノミで叩く音と、婦人会が踊る
「石見銀山巻き上げ節」がマッチして、快い音色と時代絵巻を楽しみました。
江戸時代、代官が正月に佐毘売(さひめやま)神社で、豊かな銀鉱脈の発見と銀山の繁栄を祈願した後、代官所まで歩いた様子を演出しているそうです。
掘子さんが持っている道具がノミ、鍬、金槌、天秤籠、丁寧に鉱脈石を座布団にのせていて、掘子さんの姿はフンドシ、ワラ草履を履き特徴ある行列でした。
観光客はめずらしそうに写真を撮っている姿を多く見ましたが、混雑していなくてゆっくり見物ができます。
町並み交流センター前のステージでは、子供神楽の舞や石見銀山天領太鼓の演奏が披露され、露店も出ており、久しぶりにチンドン屋さんも見ました。
お奨めの夏祭りです。