澄みきった秋の青空にピンク色の美しい皇帝ダリアが咲きました。皇帝ダリアは別名木立(コダチ)ダリアと言いキク科、ダリア属で原産地はメキシコです。
春に知人から30㎝位の挿し木を5株頂いて全部咲かすことが出来、知人も大輪が咲いたことを喜んでくれました。でも、まだまだ小さいそうです。高さは倉庫の屋根より高く3m以上ありましたが、19日に山陰地方は冬型の気圧配置で、JR山陰線も強風で運転を一時見合わせた位ですから3本ほど折れてしまいました。幹は直径5~6㎝位ありますが、早やめに幹に支柱を取り付けるべきでした。花びらも寒さには弱く蕾はありますが,元気がなくなりもう一度撮影したいと思っていましたがちょっと無理です。
皇帝
皇帝ダリアと聞くと主婦の会話は歴史上の人物の皇帝が話題になります。主な人物は
ローマ皇帝(ユリウス・カエサル《ジュリアス・シーザー》)
ローマ最大の英雄と称されています。
ポンペイウス及び元老院との内乱に突入したとき、ルビコン川を渡る際「賽は投げられた」という有名な言葉があります。そしてカエサルは勝利し、その後ローマ大帝国の礎を築き、数々の大改革を行いました。
最後は元老院場内で暗殺されますが、シェイクスピアの戯曲「ジュリアス・シーザー」では、そのとき「ブルートゥス、お前かもか?」が良く知られています。
フランス皇帝(ナポレオン)
フランスを代表する英雄として抜群の知名度があります。
ナポレオン法典を公布(近代的法典の基礎とされる)
特に絵画の「アルプス越えのナポレオン」
馬にまたがり勇ましい姿ですが、実はロバで山越えをしたそうです。
「皇后となるジョゼフィーヌに自ら冠を授ける」
皇后が授かり話題になっています。
この2点は展覧会で鑑賞した記憶がありますが・・・?
ベートーヴェンの交響曲第三番「英雄」はナポレオンに献呈する予定が、フランスの第一帝政になったため「英雄」に変更したという逸話があります。
ロシア皇帝ニコライ2世(ニコライ・アレクサンドロヴィチ・ロマノフ)
ロマノフ朝第14代ロシア帝国最後の皇帝1917年の2月革命で打倒されました。皇帝一家の最後の状況については長年さまざまな噂が流れていましたが、一家が殺害されたイパチェフ館を解体されたとき、皇帝一家の遺骨が発見されました。ソビエト連邦の崩壊によって公開された記録から、皇帝一家全員が赤軍によって銃殺されたことが正式に確認され、遺骨はDNA鑑定を行ってニコライ2世本人のものと判明しました。またエカテリンブルク郊外で新たな二つの遺骨が掘り起こされ、2008年アメリカの機関によるDNA鑑定の結果皇太子アレクセイと第3皇女マリアのものであったことも分かりなぞは解決しました。
満州皇帝愛新覚羅 溥儀(あいしんかくら ふぎ)
清朝の第12代皇帝宣統帝(せんとうてい、1908年 - 1912年)。「最後の皇帝」として広く知られています。日本では身近な人で清朝崩壊後に日本政府および軍の支援を受け、満洲国の執政、満洲国が帝政に移行すると皇帝として即位、康徳帝(1934年 - 1945年)を名乗ました
映画「ラストエンペラー」は愛新覚羅溥儀が満州国の崩壊後に一市民として死去するまでの出来事をメインに溥儀の人生生涯を描いた歴史映画です。紫禁城で世界初のロケーションを行われたことが公開前から大きな話題を呼び、特に紫禁城太和殿での即位式の荘厳、華麗なシーンは映画史に残る有名なシーンとなりました。実際に観光見物をしたとき、本当に広大な紫禁城に感激しました。建物は永楽帝の時代に建てられたものです。弟溥傑の妻。「流転の王妃」として知られる名門華族嵯峨家の令嬢浩さんも有名です。