

ドライアイス方法の柿 熟柿
紅葉の便りを聞き始めると島根県で一番人気の西条柿の収穫も終わりに近づきます。
柿の種類は豊富で甘柿の富有柿、次郎柿は日本各地で一番多く栽培され、これから本格的に収穫期に入ります。
●西条柿の特徴
渋柿の一種で、そのままでは渋いので渋抜きをします。
●渋柿の脱渋方法
温湯方法
夫は2,3日で食べる量だけビニール袋に42℃の湯を入れ、その中に柿を入れてビニール袋の口はゴムで結び
お風呂の湯(42℃)に12時間つけて脱渋して食します。
我々が子供の頃はこの方法でしていましたが、ある日友人があの柿が食べたいと言ったことがありましたが
懐かしいお味なんでしょうね・・・

アルコール脱渋
柿のへたの部分を焼酎の30~40%のアルコールにつけ、ビニールの中に入れ1週間ほど密封してその後封を開けます。
炭酸ガス脱渋・ドライアイス法
厚手のビニール袋に新聞紙を敷き、その上に柿を並べます。ドライアイスを新聞紙で包み凍傷にならないため厚手の手袋を
はめて、絶対にドライアイスには触らないようにします。ドライアイスは柿の上にのせます。
ヒモでしっかり結んで、ドライアイスのガスが抜けないようにし、温かいところに置くと4日くらいで渋が抜けます。
途中では絶対開かないことです。
最近はこの方法が多く、知人から頂いたときダンボールの箱に開封日が書いてありました。
食べごろを間違わないと美味しく食べられます。
熟柿
やわらく甘いので私の大好物です。1日に2個は食べてしまいます。たくさん採れた時は1個ずつ丁寧に冷凍します。
真冬に入浴前に冷凍から出し、湯上りのときは硬くもなく融け過ぎてもなくて調度食べごろです。
また、熟柿を皮と種を取りベース状にして冷凍して置き、暇なとき柿羊羹を作ることもありますが評判が良かったです。

裏庭の柿
我が家の柿木は10年前、裏庭につるし柿の種を植えたら芽が出た木と知人から50cm位になった挿木の枝を頂いて成長した木だそうです。
昨年は良く実をつけましたが、今年は不作でも秋の味覚を堪能しました。

◆栄養素
柿にはカリウム、ペクチン、カロチン、ビタミンCが多く含み、高血圧、疲労回復、風邪の予防、老化防止に効果があるそうです。
今年の冬は風邪に負けないように元気に過ごしましょう

