自然を愛して

田舎暮らし

完成した東京スカイツリー

2012-08-26 21:39:37 | Weblog
東京の新名所になりました東京スカイツリーは2012年春、自立式電波塔として世界一高い634mで開業いたしました。
2010年4月に上京したとき高さは349mでしたので竣工した姿が見たくて夜景は子供と一緒に出かけました。
下町の夜空を彩る照明は心意気の「粋」と美意識の「雅」をテーマにデザインされていますが、2つが一日毎に交互に現れます。
その日の照明は「雅」で優雅で気品あるイメージを表現した江戸紫をテーマカラーとして片方は金箔のような煌めきのある光をバランスよくちりばめていました。
色々な場所で撮影したいと思いましたが、夜景の写真は難しくやっと撮れた写真です。

                                 東京スカイツリーの照明は「雅」
                                                            
また、欲張って都心に出かけたとき一人で地下鉄浅草駅まで足を延ばし、前回アサヒビールの建物に東京スカイツリーの写真を写したので
高さを比べてみたくて浅草橋から撮影いたしました。高さをはっきり比べることができ満足な写真です。
その後、吾妻橋方面から押上駅方面に進み業平橋からもタワー全体の写真と地上350mの『東京スカイツリー天望デッキ』と
地上450mの『東京スカイツリー天望回廊』を一部拡大して撮影しました。


             
         2010年撮影                             2012年撮影          
                                 
        
吾妻橋方面で撮影      東京スカイツリーの展望台  野外彫刻「TO THE SKY」   コウヤマキ 

「とうきょうスカイツリー駅」の側に「すみだ水族館」、東京スカイツリータウンの敷地の中央に「ソラマチひろば」があり、
そこには東京スカイツリーのデザイン監修も担当された澄川喜一氏の作品の屋外彫刻がありました。
1.2メートル角で高さ10メートル、重さ22トンの花こう岩(徳山みかげ)を3本用いた壮大なものです。
広場のシンボル的存在となることでしょう。当日も人々が憩い、写真に人物が入ったので人物を出さないように
土台とともに切取り、写真には雰囲気は出ていませんが楽しい時間を過ごしている様子が伝わっていました。
お話によると「足元を3本の脚で支えるスカイツリーに倣い、3方向から寄り添うように立て、3本の柱の間に入って上を向くと
ちょうどタワーの頂部が望めるように設定したそうで「TO THE SKY」と名付けられ、古代の人々が天に向かって
高い柱を立て、天空の神々の降臨を願った様になぞらえ、未来の安寧を願ったものだそうです。
スカイツリーの三本柱と同じ三本の石柱は、それぞれ、天地人を表しているといわれています。
ソラマチ広場には、澄川氏の故郷の島根県吉賀町からコウヤマキ(吉賀町の町木)を3本移植されたそうです。
友人に会ったときもコウヤマキが話題になりました。
長男夫婦は抽選で入場券が当たり開業当初に全面ガラス張りの回廊も歩き空中散歩を楽しんだそうです。

今度上京するときは一日ゆっくりと妹とコニカミノルタプラネタリウム“展空”やショッピング、グルメを楽しみます


海から見た石見銀山

2012-08-21 15:07:32 | Weblog
世界遺産登録5周年事業の[沖泊-鞆ケ浦]漁船クルーズが6月26日~8月26日(日)曜日まで1日3回温泉津港から出航しています。
休暇で帰省した息子、夫と一緒に鉱山発見の海路を体験しました。
1,526年に博多の商人・神谷寿亭が日本海を航行中、光り輝く仙ノ山を見て銀山を発見したと伝えられている“石見銀山スポット”を
14トンの漁船で温泉津港から巡りました。
爽やかな海風にあたりながら銀の積出港(沖泊、鞆ケ浦)のリアス式海岸の絶景を眺め、また海の彼方の山並みはグラデーションが美しく
仙ノ山、三瓶山が薄く見えたときは感激しました。

◆ライフジャケットを着て乗船                         ◆沖泊                          ◆船旗は石見銀山マスコット「らとちゃん」です


◆紺碧の海に白波、水平線に青空のコントラストが素晴らしい       ◆山並みが美しい仙の山近く           ◆男三瓶(1126m)をはじめいくつかの峰が環状に連なっています。

                              
                            ◆貨物船は温泉津で採掘している珪砂を運ぶため停泊しています。

パンフレットのスポットガイドには三瓶山、仙ノ山、鼻ぐり岩、温泉津、琴ケ浜、鞆ケ浦、沖泊となっていましたが、
ガイドさんが船上から見える景色を全部詳しく説明してくださいました。
《温泉津の櫛島、鵜丸城、日祖の海岸に神様が上陸され西田で落ち着かれヨズクハデを教えたこと、矢滝城山跡、矢筈城跡、
湯里には湯氏の城址があったこと。幻の港町古龍は沖泊が混んでいるとき積み出港に使ったこと。
高い鉄塔が建っている仁摩町馬路の山は高山。鼻ぐり岩は、今は水面に見えているのは1ヶ所だけで多くは海中にあることなど》
また、運の良いときはイルカにも出会えるそうです。
下船するとき皆さんは楽しそうに船首でタイタニックの映画のように両手を挙げて写真を撮っている人もいたり
我が家の親子も満足していました。

5年前制作したホームページですが、各々の場所を簡単に説明しています。
http://www.iwami.or.jp/ken-naka/