土手の花

空を見上げながら歩いていると秋の深まりを感じる日々ですが、
土手には所々に真っ赤な彼岸花とコスモスが風に揺れきれいに咲き誇っています。

彼岸花について
別名曼珠沙華とも呼ばれ、梵語では天上に咲くという架空の花です。
多年草の球根性植物です。高さ30～50cmの花茎が葉のない状態で、地上に突き出し、先端に５～7個の花がつきます。
母の話ではむかし球根を洗濯糊にしていたそうです。有毒ですので食用にしてはいけません。


　　　　　　　　モンキアゲハと彼岸花

コスモスについて
白、薄いピンク、濃いピンクなどの花を咲かせる一般的なコスモスの種類はオオハルシャギクです。
昨年夫が土手にコスモスを植えましたが、被子植物ですので今年は随分増え楽しんでいます。秋桜と書くように春の桜とともに大好きです。
5月ごろ我が家の庭でコスモスが２輪ほど咲きびっくりしましたが、その後は咲かず今が満開です。



道端で黄色のコスモスを見つけました。種類はキバナコスモスと言い原産地はメキシコですが、夏場の暑さに強く園芸品種として市場に出回っています。


　　　　　　　　ヒメアカアゲハとキバナコスモス

蜂の巣

一週間前、一階の屋根の空気孔から蜂が出たり入ったりしていました。巣を作ったようで、夕方殺虫剤を吹き付けたら25匹キアシナガバチが落ちました。
2日目も20匹ぐらい落ち大分いなくなりましたが、時には2、3匹見ることがありますので、また完全に駆除が出来ていないようです。母はクマンバチは怖いけどアシナガハチ刺されてもあまり痛くないと言っています。
形態は
キアシナガバチは
スズメバチ科に属し体長は２０mm～２５mm位で全体に黒く背に黄色の紋があり、足と羽が長いです。攻撃性は少ないそうです。
クマンバチ
丸み帯びた体形で胸部には毛が多く翅は黒く胸部の毛は黄色で密生して目立ちます。刺されるととても痛いそうです。
先日、ハチに攻撃的に刺され救急車で運ばれた人がいたと聞きましたが、命取りにもなることがあるそうですので病院には必ず行きましょう。



ハチに関する注意点
　遭遇しても大声で騒いだりしない。
　黒色は良くないので頭は低くして隠す。
　化粧品、香水を使わない。
　室内に入ったときは、明るい方角の窓を開け、身をかがめて出て行くのを待ちましょう。何の虫にも通用します。
　駆除しやすい時間帯は日の出前や夕方の気温が低いときが良いです。

嫁ヶ島

「水の都」松江の宍道湖に浮かぶ唯一の島、嫁ヶ島の夕日を撮影し、県立美術館の企画展（ジョットとその遺産展）
ギャラリー（山陰水墨画作品展）に併せて31日に出かけました。
8月27日から全国的に大雨でしたので、今日の夕日はちょっと無理と思いながら「秋の空と女心」と言われるので、
そのうち晴れるかしらと望みをかけましたが、残念ながら水面を赤く染め、沈み行く夕日は見ることは出来ませんでした。
5時頃から宍道湖湖岸側歩道を散策して、袖師地蔵から薄らのサーモンピンクの空を見て撮影しました。
湖面のさざなみに魚が飛び跳ねる音と嫁ヶ島のシルエットが大変美しく、また変わった景色を見ることが出来ました。