もう10年以上前のことになるが、食べたビワの種を庭の隅の方に埋めておいた。すると、そこから芽を出し、少しずつ成長を続け、３年前には立派に食べられる（事実、スーパーのものより美味しい）実をつけるようになった。
今年も写真のように、たわわに実ったけど、たぶん「間引き」をすればもっと大きくて甘いビワになると思うのだけど、「数が少なくなってしまう」「なんかもったいない」でそのままになっている。このあたりがやっぱり小市民。このビワは淡路島・灘地区の「タナカ」という種と聞いた。
緑から少し黄色く色をつけてきちゃったのでもう遅いかな。
最近、テレビ・新聞でも報道された、近所で起こった事件。糖尿病の患者さんの血糖値を測定する時に、使用する器具での採血方法に問題があった。高級料亭での事件の直後だけに「使い回し」とか、あまり気分のよくない言葉が使われた。
これはともかく、手元にあった完全使い捨てタイプの採血針を分解してみた。写真の黄色い部品の先に太さ0.3mmの針がついていて、反対側のボタンを押すと針が飛び出し、一瞬にして引き戻される。これによりほとんど痛みなく、患者さんの指先からごく少量の出血を起こさせ、別の器具で血糖値を計測させるというもの。
感心した。小さいスプリングが入っているものとばかり思っていたが、このようにプラスティックを折りたたむようにしてバネにしている。もちろんコストダウンが目的だろうけど、きっとここの部分は試行錯誤を繰り返したと思う。オレンジのボタンは間違い防止のロックボタン（某国製じゃなく岡山県製）１個約20円。
もうずいぶん前のことになりますが、確か兵庫県のどこかの市で「ど根性ダイコン」が話題になりました。その後、各地でたくさんの「ど根性○○」が報じられたのを思い出します。先日散歩に出かけたとき、このような草花を見つけました。これだってど根性です。
雑草のような、「ここまで」という強さがほしい（今日は弱気）
