tonto's blog

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本当にお得なのか

2020-07-11 | weblog

 飲食店・旅行業界などへの「新型コロナ禍」支援として、南あわじ市では食事や宿泊をはじめお持ち帰り食品を半額でと、市内で市民限定の利用・消費を促すキャンペーンを7月末まで行っています。他の地区でもきっと工夫を凝らしたことが行われていると思います。

 かなりの反響があるそうで、多くの利用があると聞きます。太っ腹な施策を行った市長さんなんですが、結局は税金を違う方に持ってきただけですからね。

 私のところの待合室でも「来週あそこに泊まりに行くねん。お得やもん」とか「あそこのテイクアウトはよかったで」とかの話し声が聞こえてきます。糖尿病・高血圧・高コレステロール血症・痛風などなどの患者さんたちのお話です。確かに半額だというので普段よりもお得なことに間違いないのですが、皆さんちょっとゼイタクしすぎじゃない?半額と言われてもいつも以上にお金を使っちゃってるんでしょ。

 もう一点気になるのは、これら食事・テイクアウト品はみんな予約が必要。この補助の方法は食品や宿泊価格の5割で市民が利用でき、残り4割が南あわじ市からの補助となっています。つまり利用者は半額で、お店は普段の1割引で提供することのようです。

 ところが予約して利用できるのはお店が決めたものだけで、普段の食事メニューに適用されるわけではないということです。その今回の特別限定メニューに疑問ありなんです。大きな声では言えませんが、どうも限定メニューの価格がいつも以上に設定されていたり、内容が通常よりも簡素なんじゃないかと感じたお店が…。つまり1割引で提供しているのじゃなく、1割以上普段よりコストダウンさせているんじゃないか?と邪推させる内容だなと感じたことです。もちろんごく一部のお店でのことですよ。お店側も利用者側も今を逃すと「損する」と妙に踊らされているような気もします。早くこんな期間が終わらないかなと最近感じています。

 こんな事を思えば、前々記事にある私のインスタントラーメンのお買い物なんて可愛いものです。といいわけにもなりませんけど。

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