『知足日記』

『知足』とは、『生かされて、生きている』・『必要な物、必要な経験は与えられている』・『すべて必要。すべて良し』と知ること

【955】女性問題の悩み

2007-03-30 21:02:41 | 「白光」の教え
『ある日の五井先生』に書かれていたことなのですが、
ある会員さんが、五井先生への質問で、ご主人の女性問題の悩みを、「あの女いなかったら、あの女いなかったら、・・・・」と、相手の女性のことを責める言葉を言い続けていましたら、五井先生が、

「あんたは、さっきから『あの女、あの女』と言っているけれども、わたしはその言葉が気にいらない。
あんたにとっては、『あの女』かもしれないけれど、その女性だって同じ神の子です。

人間の世界では、とがめることは何もないのですよ。
自分をとがめることがないかわりに、他人をとがめることもないんです。
 
ところが、宗教をやっている人に限って、他人のことばかりとがめて、
自分のことはとがめない。『自分は神の子だ。自分は仏の子だ。自分はひとつも悪くない。

みんな他人が悪くて、自分はちっとも悪くない。そういうことはないですね。
他人の悪いものが映ってくるのは、
自分の業も消えてゆく姿なんですと言われたそうです。(p179)


★ 霊的にみると、女性問題や男性問題は、前世からの業の「消えてゆく姿」として起こっているようです。
肉体人間界の単純な道徳観で、良し悪しを判断できるものではないようです。