『知足日記』

『知足』とは、『生かされて、生きている』・『必要な物、必要な経験は与えられている』・『すべて必要。すべて良し』と知ること

【953】ヘレン・ケラー女史の魂の大きさ

2007-03-28 21:29:53 | 宗教的思索
『ある日の五井先生』の中に、ヘレン・ケラー女史の魂の大きさについて語られている箇所があり、
勇気付けられました。(*^_^*)

『ある日、筆者が、五井先生にヘレン・ケラーのことをお訊ねしました。
五井先生は、「ヘレン・ケラーの魂は凄いね。肉体なんか相手にしていないよ」とおっしゃいました。

私たちが霊界から、この地上界に生まれて来るときには、本人が背負えるだけの荷物(業)しか持ってきません。

ところが、ヘレン・ケラーのような偉大な魂の持ち主は、背負いきれないほど沢山の業、つまり自分のものはもとより、
多くの縁者たちの沢山の業まで引き受けたので、その重さゆえに肉体がつぶされてしまったのだそうです。

三重苦という境遇のなかにあって、世の多くの人々に光明を放ち続けた生き方は、
まさに聖人そのもの姿でした』(p170)

★ 人間は、ただただ「業」を背負って生まれてくる存在のであり、
その業が、どれほど大きくて困難なものであろうとも、
思い悩まないで、その時その時を真剣に生き切りさえすれば、
自分の天命を完とうすることが出来るという真理は、「生きる勇気」を与えてくれますね。(*^_^*)