『知足日記』

『知足』とは、『生かされて、生きている』・『必要な物、必要な経験は与えられている』・『すべて必要。すべて良し』と知ること

【945】「世界平和の祈り」が、『いのち』を開く

2007-03-20 21:34:45 | 読書
私は、最近の昌美氏の著書しか読んだことがなかったので、
『いのち開く』(昭和61年刊)を読みました。

アメリカに留学されていた時のことや、五井氏の神帰の前後のこと、
娘さん達の出産や育児などの日常生活が書かれていて、興味深かったです。
付箋を貼った箇所を、書いてみます。

★ 過去に把われることと、過去を正しくみつめ、その過去の体験を未来の生かすこととは、根本的に生き方が違う。

★ なんのきびしさも、試練も、神々から与えられなかったら、一体どんな人間になってゆくであろうか。
いつも自分を磨いて、きたえあげてくださる守護霊さま方に対し、あまりにも、ご修行が多すぎると、
不平不満ばかりもらして、感謝することを忘れていた己れに対し、恥ずかしさと反省の念が起る。

 どんなにつらいこと、苦しいことも、己れの人格を立派にするための試練だったとは、なかなか気付かぬものなのだ。
つねに目先の不幸や災難のことばかり考えて、永遠の生命のことを忘れてしまっていたのだ。
ほんとうに申しわけない気持ちで一杯だ。

★ 他人のために生きられる人こそ、生きる喜びを知っている人である。

★ 「いま」こそ、唯一のとき、唯一の実在なのである。
与えられている幸、不幸、すべてそのまま、ありがたく、天に感謝するのみである。

★「世界平和の祈り」こそ世界を救う、唯一の方法である。
いや、世界を滅亡させないためには、「世界平和の祈り」しかないのである。