2回にわたり写真研究として
写真史を広く見渡すことに
取り組みましたが
今回は暗室作業を伴う
銀塩写真に絞り
その魅力を研究しました。
バライタ印画紙に焼き付けた
オリジナルプリントを見たり・・・
写真集を見たり・・・
撮影の様子がうかがえる
番組を見たり・・・
講座後半は次回から始まる
大型カメラ撮影の事前レクチャー。
4×5サイズのシートフィルムを
フィルムホルダーに入れる練習にも
取り組みました。
いよいよ
銀塩写真の魅力を体験する
最終地点に入ります。
*
それから・・・
講座後の雑談タイム
この時間が
なかなか有意義です。
参加者の方の写真に絡む
近況報告を受けたり
オススメの展覧会情報や
鑑賞報告があったり・・・
この日は
ご実家のファミリーアルバムを
複写した写真を見せていただきました。
私にとっては
ご縁のない家族の写真。
しかし
そこには
日本人の日常があり
そこから当時の
生活や文化が読み取れます。
これらは個人の記録でありながらも
広い視点で捉えると
日本史の中の記録であったり
人類史の記録でもあります。
今後、これらの写真は
どのように活かされるのでしょうか。
その扱い、活かし方の報告が楽しみです。
最後に・・・
この日、受講者の方より
歴史的雑誌・LIFE
を
寄贈いただきました。
TIPA蔵書として
活用したいと思います。
*
<ご案内>
2020年度講座受講受付中。
http://tokunaga-photo.com/class/
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
写真・写真表現・シルクスクリーンetc.
表現の研究活動をおこなっています。
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