徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

シルクスクリーンプリント応用講座 / 1日目 4色刷り : 色分解の仕組みを学ぶ

2019年05月30日 | シルクスクリーンプリント講座


シルクスクリーンプリント応用講座では
4色刷りに取り組みます。



カラー写真をCMYKと
4色に分解して版を作り
刷り重ねます。



講座初日は
色分解の仕組みを解説するため
幾つかのサンプル作品を紹介。

そして
画像編集ソフト(フォトショップ)を用いて
製版原稿データの作成をおこないました。



フォトショップの扱いが不慣れな方でも
一部の機能しか使用しないので大丈夫。
ファイルを開くところから説明しました。



日頃、フォトショップを扱う環境にある方は
手順の確認のみで原稿作成は宿題としました。



残りの時間は
版の位置あわせに必要となる
トンボを記して
この日の講座を終えました。


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ポートフォリオ研究講座 / 1日目 ポートフォリオの意味について考える

2019年05月29日 | 研究講座



ポートフォリオ研究講座、初日のレポートです。



まずは
ポートフォリオの意味の確認から。



写真家にとってののポートフォリオ
画家や造形作家にとってのポートフォリオ
同じ言葉ですが
示す意味が異なります。



その違いについて
様々な事例を挙げて解説。



受講者の皆さんにとって
必要なポートフォリオの形を確認して
この日の講座を終えました。


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シルクスクリーンプリント基礎講座 / 6日目 作品制作2 それぞれの制作実験

2019年05月25日 | シルクスクリーンプリント講座




シルクスクリーンプリント基礎講座
最終日のレポートです。

まずは
発泡インクでの刷り結果の報告から。



白の不透明インクで背景を刷り
白の発泡インクで球体図版を刷り
高温熱風を吹きかけると
モコモコとインクが膨らみ
しっとりとした質感に変化しました。





その後は
キャンバスに描いた画面への刷りに取り組みました。



絵画と版画の両要素を併せ持つ
制作物が仕上がりました。



その他
新たな版作りに取り組む方もおられました。



基礎講座ながら
3度目の製版作業です。



手際よく作業を進め
製版後はすぐさま一刷り・・・



着衣への刷りに関心を向ける制作もありました。





こちらは
インクを変えての刷り実験。



シルク用インクだけではなく
ガッシュも用いて
重ね刷りをおこないました。



画面の片隅には実験メモを記載。



遠目には黒一色に見えますが
眼を凝らすと
様々な黒色、質感、図柄を確認できます。

これらの実験は
将来、役に立つ事でしょう。きっと。

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銀塩写真講座 Step3 / 3日目 バライタ印画紙でのプリント1

2019年05月23日 | 銀塩写真講座



銀塩写真講座における最終段階
バライタ印画紙を用いてのプリントに取り組みます。



まずは、これまで使用していた
RCペーパーと呼ばれる印画紙との違いの解説から。



最後の水洗工程では
アーカイバルプリントウォッシャーを使用します。



処方の説明を終えた後は
暗室にてプリントに取り組みます。
引伸機による露光作業はこれまで通り・・・



その後の現像作業は
<現像液> <停止液> <定着液> <水洗>
だったところが
<現像液> <停止液> <定着液> <予備水洗> <水洗促進剤> <本水洗>
となります。

加えて各液の処理時間も長くなります。



アーカイバルプリントウォッシャーでの水洗後は



水滴を拭き取り自然乾燥。
乾燥を急ぐ場合はエアコンの風にあてて乾かします。



手間と時間を掛けて仕上がった写真は
意思を持ったかのようにカーリングした状態となります。

後日、このカールを抑えるため
プレス機にてフラットニングという作業をおこないます。

この日はカールした状態で作業を終えました。 


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シルクスクリーンプリント基礎講座 / 5日目 作品制作1 製版と試し刷り

2019年05月21日 | シルクスクリーンプリント講座






シルクスクリーンプリントに関わる体験を重ね
ようやく
個々の制作に着手する段階となりました。



原稿を透明フィルムに出力したものが
製版原稿となります。
各自、1,2枚の原稿を準備。



製版機に原稿を載せ
ホコリ等が付着していないか確認後
版を置いて露光します。



その後は
未露光部分の感光乳剤を洗い落とします。



皆さん
失敗なく製版作業を完了できました。





版の完成後は
休憩を挟まず試し刷りに励みました。



上の写真は
黒の不透明インクで背景を刷り
黒のラバーインクで文字版を刷っています。



コチラは
白の不透明インクで背景を刷り
白の発泡インクで刷りました。
写真は高温ヒーターを吹き付け
発泡インクを膨らませているところです。



この試し刷りの結果をもとに
次の本番となる刷りに繋ぎます。


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銀塩写真講座 Step3 / 2日目 大型カメラ撮影&現像実習2:モノクロポジフィルム作り

2019年05月13日 | 銀塩写真講座


前回に引き続きモノクロポジフィルム作りに取り組みます。



まずは、先に仕上がったポジフィルムの見直しから。
その後、撮影をおこないます。

しかし






4×5カメラと照明のセッティングを終えたところで
ある受講者に電話が入り
翌週に迫った作品展の展示に変更があるとの連絡が・・・



展示の変更に伴い
その対策について相談に乗りました。

少人数制の私塾ゆえ
可能な限り
個々の状況に合わせた対応を心掛けています。


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