徳永写真美術研究所、設立5年目にして
初の修学旅行を開催しました。
2泊3日の旅
東京での美術鑑賞と千葉県鴨川市での実習です。
鴨川では
写真家エドワード・レビンソン氏によるワークショップを受講。
開催場所はレビンソン氏の自宅兼アトリエです。
到着するとウェルカムドリンクを飲みながら
早速、レクチャーが始まりました。
こちらがレビンソン氏。
ワークショップの内容はピンホール写真です。
氏が実際に作品制作で使用するカメラの他
多種多様なカメラの紹介がありました。
レクチャーに続き、昼食をはさんで、午後から撮影を開始。
敷地にはフォトジェニックな場所がたくさんあります。
しかし・・・
この日は雨。しかも、終日の強い雨。
さいわい風はなく、撮影はなんとかできました。
窓越しの撮影では徐々に光が弱くなり
途中から照明をあてての撮影となりました。
私たちが実習で使用したカメラは
印画紙に露光するタイプのカメラです。
故に暗室での現像&プリント作業にも取り組みました。
暗室という場所は随所に写真家のこだわりがあります。
作業動線の工夫やTIPAにはない道具が存在したり・・・
暗室作業は興味津々、ワクワクしました。
上の写真は暗室の入口エリア。
いたるところに作品が展示されていました。
建物全体がギャラリーのよう。
氏の作品を鑑賞しながらのプリント乾燥です。
作業後はボードに成果物を貼り
仮展示した状態で合評がおこなわれました。
参加者全員に対して
レビンソン氏より丁寧なコメントをいただき
ワークショップを終えました。
1日ワークショップながらも充実した実習でした。
記:徳永好恵
追記
当研究所が運営している日常コラムにて
「TIPA修学旅行 千葉県鴨川市への旅 おもてなし編」の記事があります。
ぜひ、あわせてご覧下さい。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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写真家、桑島秀樹さんをお迎えして
特別講義を開催しました。
営業写真館を営む家に生まれ
幼少の頃より写真と関る環境で育った桑島さんの
現在に至るまでの活動を語っていただきました。
近年、取り組まれている
写真の精緻な描写力を用いたシリーズの制作現場ついて
や
職業として、作品としての写真との関り、双方のバランスとり方
などのほか
氏の生き方についてまで話が広がりました。
講義後は鶴橋界隈の海鮮居酒屋で2次会・・・とは言うものの
桑島さんにとっては
ポートフォリオレビューの場となり
作品を持参したTIPAメンバーに対して
熱い語りが続きました。
今回の特別講義は
制作者にとって
制作意欲を掻き立てる内容だったと思います。
制作活動に対する実際のところを
本音で語っていただけた事が印象に残りました。
記:徳永好恵
追記
当研究所が運営している研究員日記にて
桑島秀樹さんの個展についての記事があります。
ぜひご覧下さい。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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