前回に
大型カメラで撮影したフィルムの
現像作業に取り組みました。
工程はロールフィルムと同じですが
シートフィルムの現像は
幾つかの方法がある事を説明。
講座での実習では
最もシンプルな皿現像と呼ばれる
4×5フィルムが入る
バットを並べて現像する方法でおこないます。
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全暗室(真っ暗)での作業のため
記録写真はありません。
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現像作業を終え水洗中の様子です。
フィルムドライヤーに入れ順次乾燥。
仕上がりは・・・
微細な擦り傷がありましたが概ね成功。
ん?
何故か1枚、透明でした。
おそらく撮影時に
引き蓋の取り忘れが原因だと思われます。
この日、受講者の方がご持参された
コンパクト設計の現像トレイ3段仕様。
S字フックを底に置き
フィルムの密着を防ぐ工夫もあります。
暗室作業は
作業環境に合わせた工夫が
なされる場合が多くありますが
このような工夫は初めて見ました。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
写真・写真表現・シルクスクリーンetc.
表現の研究活動をおこなっています。
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