古典印画技法シリーズ
アルビューメンプリント実習
2日目の報告です。
まずは
デジタルネガフィルムを
新たに出力・・・
次に印画紙作り・・・
卵白液と硝酸銀水溶液を
紙に塗布して乾燥。
ブラックライトを装着した
プリンターで露光・・・
仮水洗
定着
調色
本水洗
乾燥
・
・
・
以下
この日の成果です。
卵白液と感光液
2段階の塗布作業が難しい
アルビューメンプリントですが
今回は
多少のムラはあるものの
画像として認識できる
仕上がりとなりました。
卵白は画面に柔らかな光沢を与え
観る者の心をつかむ魅力となっています。
また
調色(今回はセレン)の濃度を変え
画面の色味を変化させることも可能です。
この物質的魅力を伴う印画法を
どのように用いるか?
“ 古典な写真 ” にとどまらない展開が
できるといいなと思います。
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上の写真は19世紀の
アルビューメンプリントです。
1世紀半ほど前の時間が
そこにあるように感じます。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
写真・写真表現・シルクスクリーンetc.
表現の研究活動をおこなっています。
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