徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

銀塩写真講座2 / 2日目 大型カメラ撮影実習

2016年10月23日 | 銀塩写真講座


この日は
4×5サイズのシートフィルムを使用する
大型カメラ撮影実習に取り組みました。

35ミリフィルムや6センチ幅のブローニーフィルムは
ロールフィルムと呼ばれ
1本のフィルムで複数回の撮影ができます。
いっぽう
シートフィルムは1回のみの撮影となります。



フィルムホルダーの構造を確かめた後
真っ暗の中でフィルムをホルダーに入れました。 



カメラは組み立てることから学びました。



カメラの骨組みに蛇腹、レンズを取り付け
カメラ操作の手順を入念に確認し
撮影に出かけました。

撮影場所は・・・
自称TIPA校庭、徒歩30秒の公園です。



この公園は近隣住人の憩いの場所で
老若男女たくさんの人で賑わっています。
そのため
実習をおこなう際は
常に声を掛けられ
実習を共にする事もしばしば・・・。
この日も
一緒に撮影する事になりました。

もちろん
成り行きに任せた撮影だけでなく



当初の計画通りの撮影も・・・



研究所内で
ライティングを施しての撮影もおこないました。

各自、渾身の4カット
4回のシャッターをきる実習を済ませた後は・・・



次回からスタートする
バライタ印画紙でのプリントについての
事前レクチャーをおこない
この日の講座を終えました。


記:徳永好恵


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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。

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銀塩写真講座2 / 1日目 光と影で描くフォトグラム実習

2016年10月09日 | 銀塩写真講座

 
この日は暗室で描くことに取り組みました。

光と影を操り印画紙に描いた画像をフォトグラムと呼びます。
1800年代の写真創成期から知られており
マン・レイ、モホリ=ナジ、日本では中山岩太、瑛九の作品が有名です。



実習前に
関連する文献紹介、レクチャーをおこない
フォトグラムの魅力や歴史的背景を学びました。



その後
各自持参した材料をどのように使うか構想を練り暗室に入りました。 



暗室では・・・

 

まずは、実演しながら手順を紹介。

その後は、黙々と自身と対話しながら
 光と影の世界を描きました。

この引伸機にある素材で描かれた画像は
コチラ

 その他
マン・レイが多用したソラリゼーション
取り組む人もおられました。
コチラ

一つの画面にネガとポジが共存しています。



フォトグラムは写真を学ぶ上で
ぜひとも体験しておきたい制作方法です。
1度の講座では体験に留まりますが
写真に対する認識が深まった事と思います。

記:徳永好恵


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