この日は実習最終日
今年度、徳永写真美術研究所で制作した作品のブックマットを作ります。
はじめにブックマットとは何かを解説。
保存性を第一に考える場合
ミュージアムボード(コットンファイバー100%の無酸性マットボード)での
ブックマットは最適な仕上げ方です。
まずは作品画面の採寸から。
余白を見せるか見せないかを決め
窓枠サイズを割り出します。
それから・・・
計算間違いが無いよう確認しながら設計図を作ります。
上の図は
2枚の画像を同一面にレイアウトするための設計図です。
設計図通りにカット線をボードに引き
45度の角度で切り込むマットカッターで
窓開けする作業に取り組みます。
2ブースに分かれ
何度となく練習してから本番へ・・・
その結果は
↓
切り込み過ぎることなくパーフェクトです。
無事にカットを終えた後は
作品サイズに合わせたコーナーを中性紙で作り
ボードに作品を固定してブックマットを完成させました。
額を持参した方は額入れ迄の作業をおこないました。
次回の講座日に仕上げた作品を披露します。
記:徳永好恵
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大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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