美しい青を生み出す
サイアノタイプ技法を学ぶ
2日目の講座報告です。
この日は雲一つない快晴。
徳永写真美術研究所では
このような日をサイアノ日和と言います。
まずは
日光の下での露光実験に取り組みました。
15秒、30秒、1分、2分・・・と段階露光をおこない
快晴時の露光データを取りました。
データ取りでは露光する時間帯も重要です。
今回は13:55のデータであることも確認。
水現像後には青の諧調を見る事ができました。
このデータが日光での露光時間の目安となります。
また、同時進行で露光機を用いた
デジタルネガフィルムによるデータも取りました。
下の写真は露光後(現像前)の様子です。
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データ取りの後は
各自の制作目的に合わせた実験に取り組みました。
キャンバスに感光液を塗布したり・・・
和紙に感光液を塗り、その後、紙を折り
レリーフ状になった紙を露光するなど・・・。
結果はコチラ
↓
実験データを制作物に記して
この日の実習を終えました。
サイアノ実習後は
デジタルネガフィルムの準備にも着手。
フォトショップを使って
画像の調子を整える方法を学びました。
この日は休む間なく
たくさんの作業に取り組みました。
記:徳永好恵
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。