徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

銀塩写真講座1 / 4日目 ピンホール写真作品の制作確認

2015年06月28日 | 銀塩写真講座


この日も引き続き
ピンホールカメラ体験ではなく
作品として仕上げる事を目的に講座を進めました。



まずは
前回に作ったカメラを一部改良。

レンズキャップならぬホールキャップ(?)を作りました。

市販のマグネットを用いています。

それから





マイクロスコープで
ピンホールの孔のサイズを計測したところ
口径は0.15mm。



孔からフィルム面までの距離を
口径で割った数値が
カメラの絞り値となります。



カメラに使用した箱の厚みは40mm



40を0.15で割ると266.666・・・
故に
このカメラは絞り値は
F266.666・・・である事がわかりました。

絞り値がわかると撮影現場にて
露出計を用いて撮影時間を決めることができます。



また
目指す写真画面に
動的要素や時間の経過を含ませたい場合は
NDフィルターをはさみ
入射する光量を減らして
露光時間を伸ばすことで対処します。

この段階まで進むと
作品内容に合致した制作方法の確立が
重要となります。

あとは
制作者の心意気次第。

ぜひとも
1シリーズを完成させていただきたいと願います。


記:徳永好恵


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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。


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作品制作研究講座1 / 6日目 目指したい表現活動の研究2:作家作品・資料を持ち寄る

2015年06月20日 | 研究講座


なぜ
表現活動をおこなおうと思ったのか
そのきっかけを含め
自身が目指したい活動について
語っていただきました。

プレゼンでは
きっかけを語る上で参考となる
作家作品や資料などを紹介しながら
語る形で進めました。

その様子は























話の内容は割愛しますが
持参いただいた資料を見るだけでも
皆さんの目指そうとする先が
多岐に渡っていることが伺えるかと思います。



コーヒーブレイクの後は・・・



最近、オモシロイ本に出会ったと報告を受けたり・・・

次作のアイディアスケッチを拝見したり・・・

作品制作にまつわる雑談で盛り上がりました。



撮影計画の図なのですが、絵として興味を持った私です。


記:徳永好恵


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銀塩写真講座1 / 3日目 ピンホール写真作品の制作実験

2015年06月14日 | 銀塩写真講座


今回の記事のタイトルを
「ピンホール写真作品の制作実験」としているように
この日は体験としてではなく
作品として仕上げる事を目的に講座を進めました。



上の写真は
受講生の方が持参した
マイクロスコープです。
内部でLEDライトが光ります。



このスコープは80倍の倍率。
しかも
覗き口には定規がついていて
めもりは0.02mm刻み。
ピンホールカメラの孔を計測したり
形状を確認するには最適な道具です。



早速
マイクロスコープで孔のサイズを測り
自作カメラの絞り値を割り出しました。



そして
中判カメラのフィルムバックを取り付け
試し撮りをおこないました。



露出計が示す値に従い露光時間を決め
撮影を・・・



その後
間髪を入れずにフィルム現像。



撮影結果は






予想通りの現像具合。



試し撮りは無事完了。



これから
コンセプトに基づき
長期計画でピンホールカメラによる
撮影に励むとの事でした。


記:徳永好恵


<追記>
早々に徳永写真美術研究所にも
この道具を導入しました。
今後
ピンホール絡みの講座の際には
活躍してもらいます!


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作品制作研究講座1 / 5日目 表現をおこなう1:ステイトメントを書いてみる

2015年06月06日 | 研究講座

この日は
宿題となっていた
粘土課題に対するステイトメントの
検証をおこないました。



本講座を進行する私は
皆さんのステイトメントを予め熟読し
赤入れして講座に備えました。



講座では
赤入れした部分についての質疑応答
そして
受講者同士の意見交換
など
休憩時間をはさむことなく
ディスカッションが続きました。




記:徳永好恵


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