徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

シルクスクリーンプリント講座 / 6日目 刷り方研究3 物質感を伴う表現研究

2015年12月20日 | シルクスクリーンプリント講座


引き続き、刷り方の研究をおこないました。



今回の研究は物質感を伴う表現について。



まずは下地を厚く刷りました。
インクの影が見えるほどの厚みです。
 
この下地に二つの版を重ねて刷った結果が
コチラ



色と刷る順序を変えた2種類
遠目にはわかりませんが、インク盛り盛りな状態です。 

その他
もう一つ、実験をおこないました。 



手描きで版を作る方法で・・・



インクに銀粉を混ぜて刷りました。



メタリックなラインが加わり
光の加減で画面が変化します。


記:徳永好恵

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大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。

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作品制作研究講座2 / 6日目 美術鑑賞レポート&制作確認2

2015年12月19日 | 研究講座


この日は前回に引き続き
美術鑑賞レポートから・・・



展示内容だけでなく
展示構成についても詳しく発表いただきました。
配布資料も万全の準備でした。



その他、自主的な報告もありました。
自分が取り組むテーマに関係する作品展を訪れ
自身と展示作家の相違点についてを語っていただきました。



講座後半は
作品制作が進んだ方の制作確認。



上の黒布に包まれた中には何かが入っています。
鑑賞する行為を考える装置としての試作です。
このコンセプチュアルな取り組みを
作品として成立させるには?

皆で話し合いました。



こちらは毎回の講座に
進行状況を報告してくださる方の試作です。
織物制作は作業工程が長く
アイディアを直ぐには具現化できません。
それ故
日々、制作活動に意識を向けられていることが伺えます。
試行錯誤のなかで作品内容が深まっていくことを期待します。


記:徳永好恵


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銀塩写真講座2 / 6日目 バライタ印画紙でのプリント:クオリティを高める

2015年12月13日 | 銀塩写真講座


バライタ印画紙でのプリント作業3日目。



印画紙の特性を理解し
プリント作業に慣れてきた頃です。



この日は
これまでに仕上げた写真を見直すことからスタート。
細部に目配りしながら
更に画面のクオリティを高める事に専念しました。



これからも引き続き丁寧にプリント作業を進め
1シリーズの写真作品を完成させていただきたいと思います。


記:徳永好恵


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シルクスクリーンプリント講座 / 5日目 刷り方研究2

2015年12月06日 | シルクスクリーンプリント講座


まずは
前回の刷り方研究の成果を眺めながら
次の一手を考えます。



その後
更に刷り重ねること3時間・・・

この日の最終作業はアイロンがけ。



たくさんの刷り方の中で
一部、発泡インクを使用した刷りがありました。
この発泡インクは熱をかける事で
インクが膨らみます。
効果はコチラ



もう少し近づきましょう。



0.5ミリほど膨らんでいます。
質感はマシュマロのようでしっとり。



上の写真は故意に刷りムラ、版ズレをさせています。
ゾクっとする雰囲気が漂う画面となりました。

次回は
あらたな製版法で更に一刷りします。


記:徳永好恵


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作品制作研究講座2 / 5日目 美術鑑賞レポート&制作確認1

2015年12月05日 | 研究講座


作品制作研究講座は
自身の作品制作について研究する事を主旨としますが
今回は研究の角度をかえて
展覧会を訪れ展示を研究する事に取り組みました。



研究対象は皆さんにおまかせ。

自分の制作の延長にある展覧会のほか
あえて異なる分野を選んだり・・・。



このレポートは作品内容について研究するのではなく
会場構成、展示空間のライティング、キャプションまでを含む
展示についての発表です。



上の写真は
現代美術作家の展示についてのレポートの様子。

形態の異なる作品がどのように配置されているか
作品間の距離や高さ
会場に置かれていたリーフレットについての報告もありました。



講座後半は
作品制作が進んだ方の制作確認。



制作確認の場では
前回と同じシリーズであっても
ステイトメント最新バージョンとして
毎回、端折ることなく語っていただきます。



写真の内容だけでなく
言葉の使い方にも留意し検証します。

その他



作品を客観視するためには
受講者間の質疑応答は非常に役立ちます。



事情により制作が進まなかった方も
他の皆さんの制作確認に立ち会う事で
何らかの収穫はあったのではないかと思います。

今回の美術鑑賞レポートは2回に分けておこないました。
レポート後半として次回も同じ講座内容で進めます。


記:徳永好恵


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