徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

写真講座1 / 2日目 撮影基礎実習:一眼レフカメラの特性を学ぶ

2014年04月27日 | 銀塩写真講座

徳永写真美術研究所が運営する写真講座は
暗室作業の魅力を知ることを主旨とした講座です。

しかし
暗室に入るには撮影があってのこと。



この日は
フィルム、デジタルを問わず
一眼レフカメラの特性をしっかり学びました。



講座日から1ケ月間
モノクロフィルムでの撮影を宿題としました。

暗室作業は次回から。
印画紙を使ったピンホール写真制作に取り組みます。

記:徳永好恵

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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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シルクスクリーンプリント講座1 / 2日目 フォトショップでの製版原稿作成を学ぶ 

2014年04月20日 | シルクスクリーンプリント講座

シルクスクリーンプリントの版作りには
幾つかの方法があります。

本講座では
 
* 前回の講座でおこなったマスキングテープで刷り面を区切る方法

* インクを通さないシートをカットする方法

* スクリーンに描画剤で描く方法

* フォトショップで画像を加工して原稿を作り、写真製版する方法


体験いただきます。

この日は
画像ソフト・フォトショップを用いて
製版原稿を作成する手順を学びました。



実作業に入る前に・・・
アンディウォーホルのシルク作品が
どのような製版方法の組み合わせであるのか
検証することから始めました。



その後
写真データを網点や50パーセント前後の濃度で
2階調に分ける画像加工に取り組みました。



フォトショップの
全機能をマスターするのは大変ですが
製版原稿を作成する機能に限っては
この日の講座にて
おおよその事を理解いただけたと思います。

次回は、いよいよ製版&試し刷りです。

記:徳永好恵


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作品制作研究講座 1 / 1日目 表現とは何か1 問いかけ

2014年04月19日 | 研究講座


この講座は
昨年秋に開設しました。
今期は2期目。

前回よりも
受講者の皆さんの年齢・経歴は様々。
写真に限らない制作も含める今期となりました。





作るモノすべてが作品となる訳ではありません。
では
何を作品と位置付けるのか?

表現者として
作品を制作するために必要な事柄を学びます。


まず
講座を進行するにあたり
「表現とは何か」

ついて
考える事から始めます。


この日は
<何か>を認識するためのレクチャーをおこないました。

そして・・・宿題として
次の講座までに
表現する事に挑戦していただきます。

どのような挑戦結果が挙がるのか楽しみです。


記:徳永好恵


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写真講座 1 / 1日目 写真史レクチャー

2014年04月13日 | 銀塩写真講座

徳永写真美術研究所では
写真を学ぶにあたり
実習からではなく
まずは歴史を知る事から始めます。

 

紀元前の時代に
アリストテレスがピンホール現象を
観察したエピソードから
現代の写真までを



休憩をはさみながら3時間かけて
写真史レクチャーをおこないました。



休憩時には
レクチャーの内容と関連する
道具や資料も紹介しました。

講座初日は終日座学でしたが
次回からは実習が続きます。

記:徳永好恵


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シルクスクリーンプリント講座 1 / 1日目 基礎講義・試刷り

2014年04月06日 | シルクスクリーンプリント講座

2014年度も前半が終ろうとする頃ですが (記述日:7月22日)
ようやく・・・今年度の講座レポートを開始します。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。

今期も各講座、それぞれの動き方で進んでいます。

一回目の報告はシルク講座から。



講座初日
シルクスクリーンプリントとは
どのようなものなのかについての
基礎講義からはじめました。



この日は講義で終らず
刷り実習もおこないました。



スクリーンにマスキングテープを貼り・・・



インクを練り・・・
ベタ面を刷りました。

 

その後、グラデーションにも挑戦。

 

2色の接点が滑らかに馴染むまで
丁寧にインクを練る事が重要です。



講座初日は単色ベタ面と
縦横のグラデーションを刷るところまでおこないました。

次回はフォトショップを使って製版原稿を作ります。


記:徳永好恵

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サイアノ × シルク講座準備に励む その2

2014年04月01日 | 古典印画技法講座


サイアノ × シルク講座準備、2回目の報告です。
今回は技法の掛け合わせ実験をおこないました。



デジタルネガフィルムを原稿にして仕上げたサイアノ画像に
シルクスクリーンプリントで刷り重ねる実験です。

この取り組みの目的は





フィルムカメラでの写真表現の場合
必要に応じてポジとネガのフィルムを使い分けますが

シルクスクリーンプリントでの写真表現では
薄い地に濃色のインクで刷ればポジ像が生まれます。
逆に
濃い地に薄色のインクで刷ればネガ像が生まれます。
つまり
ポジとネガの両方を併せ持つという事。

この特性の確認を本講座に含めています。



その他・・・



インクの厚みは物質的魅力を伴い存在感のある制作物となります。
この存在感はインクジェットプリントにはない部分。 



コチラはサイアノの青色を脱色した画像に
モナリザ絵画の中間色で一刷りしています。
作例として作ったレベルですが
名画を記号化させたようだな・・・と。
フムフムと次なる展開を思いついた私です。



この日に仕上げた作例の中で
最も気になる1枚がコレ。

記:徳永好恵

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