徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

シルクスクリーンプリント応用講座4日目 / 物質的魅力を引き出す刷り3 完成!

2014年02月24日 | シルクスクリーンプリント講座


前回に引き続き、刷り作業に専念します。



3段階の淡いグレートーンを刷り重ね・・・



刷り上り具合を確認し・・・



画面にアイロンで熱を加えると・・・



発泡バインダーを混入しているため
インクが膨らみ、質感も変化します。



その後
完成したプリントにサインを入れて
作品を交換しあいました。



以下、完成作品の紹介です。



今回の講座を担当した清田もえ子先生の鍵束。



こちらはレースの手袋。
作業途中は軍手?と不安視されましたが
レースの質感が素敵な仕上がりとなりました。



遺跡で発見された十字架のような画像となりました。



ハンドクリームのチューブをモチーフに制作。



版ズレした画像もなかなか魅力的でした。



以上
シルクスクリーンプリント応用講座4回の報告を終ります。

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大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。

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作品制作研究講座8日目 / 大阪にて総まとめ講義 & 京都にて特別講義

2014年02月16日 | 研究講座


作品制作研究講座、最終日。



箇条書きした資料を配布し
制作活動を継続するうえで
役立つ情報をお伝えしました。 



そのほか
写真を専門とする展示施設も紹介。



私たちがこれまでに必要だと実感した事柄を
総まとめしたレクチャーを2時間程おこない
いったん、講座は終了。

その後、皆で京都へ移動して・・・



ニューヨーク在住の写真家・比嘉良治氏の
レクチャーに参加しました。
ご自身のアメリカ留学時のお話や
ニューヨークのアート情報などを伺いました。
レクチャー後は夜遅くまで
氏と共にご飯もご一緒させていただきました!

講座最終日は
大阪で通常授業、京都で特別講義、夜のご飯&飲み会

盛りたくさんの一日でした。

記:徳永好恵

比嘉良治氏が関係する最近の記事です。
https://readyfor.jp/projects/ourplace


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シルクスクリーンプリント応用講座3日目 / 物質的魅力を引き出す刷り2 製版作業と刷り

2014年02月09日 | シルクスクリーンプリント講座

 

まずは
スクリーンに感光乳剤を塗ることからスタート。

乳剤は
液状時は感光性が低いため
通常の蛍光灯下で作業をおこなえます。



少し斜めに版を持ち、バケットに流し込んだ乳剤を引き上げながら塗布します。
泡が出来ないように、ムラにならないように、厚塗りにならないよう注意します。



デモンストレーション後
各自、塗布作業に取り組みました。

しかし
慣れないうちは、なかなか難しく



助け合いながら塗布作業を終えました。



その後、暗室で版を乾燥。



製版作業では
スクリーンがきちんと乾燥していなければ
膜面が剥がれてしまいます。
また
乳剤が厚塗りの場合は感光しきれず
これもまた剥がれてしまいます。

市販の感光フィルムのように
確実に製版できない場面もありましたが
一連の作業に慣れると
経済効率とともに作業効率も上がるはずです。



ひとり3枚の版を完成させ
いよいよ刷り作業にとりかかります。



上の写真のように

モチーフのベタ面
2階調画像  
ハイライト部を抽出した画像

3枚の画像を刷り重ねて完成させる予定です。



この実習では
通常よりも紙にインクを厚く盛ることがポイントです。

スキージーを2回往復させるなかで
1回目はスキージーをねかせ
2回目でインクを落とすようにスキージーを立てて刷ります。



本日の皆さんの制作物はコチラ



白い紙に薄いグレーで刷っているため
よく見えませんが・・・

次回は、さらにインクを盛って
画面に凹凸感を出していきます!


記:清田もえ子

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作品制作研究講座7日目 / 自作の検証3 展開を考える

2014年02月02日 | 研究講座

この日は
自分が作るモノは何であるかを語り
その展開を考えました。



まずは
写真以外の資料も含め
様々な展開を紹介しました。

講座後半は
具体的に個々の制作についての
検証をおこないました。



新たに取り組んだ制作物から
何が読み取れるか
また、この後
どのように進めるべきかなど
皆でディスカッション。



アウトプットする段階ではない方は
自身が目指すイメージを
スマートフォンのモニター画面で
説明するシーンもありました。



この日の講座では
シミュレーションとしての検証でしたが
表現活動をおこなう中では
内容に適する展開を
技法の枠にとらわれず
しっかり模索する事が
大切であると思います。


記:徳永好恵

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初のオーダー企画:大型カメラ撮影&暗室実習講座

2014年02月01日 | プライベートレッスン

徳永写真美術研究所は
年間を通して
写真表現にまつわる講座を開催しています。

通常は研究所が準備した講座を
受講いただく事になります。

しかし
今回は初めて
オーダーによる講座を開催しました。
しかも
東京の学校で学ぶ5人の皆さんに
2日連続の講座を受講いただきました。



講座内容は
大型カメラによる撮影と暗室体験。



全員、写真を学ばれている皆さんですが
デジタルカメラでの制作のため
カメラの仕組み
フィルムの装てん
露出計の扱い方から説明を始めました。




研究所に隣接する公園に場所を移し
テキストを見ながら4×5カメラでの操作手順を確認。



暖かな陽射の中、約2時間
1人4枚の撮影実習に取り組みました。



講座2日目

全暗の中でのシートフィルム現像

コンタクトプリントを作成するところまでをおこないます。



シートフィルム現像は
全く光のない環境での作業のため
工程をしっかり頭に入れてから暗室に入りました。



現像液・停止液・定着液・水洗促進剤・水滴防止剤と
皆で分担して、それぞれの液を作り
フィルム現像に取り組みました。

<全暗作業のため記録写真はありません>



水洗中の様子です。



フィルムドライヤーで乾燥させた後は
各フィルムのコンタクトプリントを作成。



研究所がある大阪・鶴橋は風情のある下町です。
この町の特徴を捉えた写真が多く仕上がりました。



デジタル写真が主流となった現在において
フィルムカメラや暗室作業に触れる今回の体験は
別角度から写真の魅力を知る機会となったと思います。

遠くからのご参加に感謝!



現在、徳永写真美術研究所では
フィルムカメラを使い、暗室作業の魅力を知る講座の
受講をお受けしております。



詳しくは http://www.tokunaga-photo.com/class#3
お問合せ http://www.tokunaga-photo.com/contact

記:徳永好恵

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