徳永写真美術研究所では
何度となく
取り組んできたシルク4色刷。
今回は
作業を簡略化することなく
色分解の仕組みを学び
そして
製版原稿を作成する事も
各自でおこないました。
講座最初に
自作のサンプルを披露しました。
奥のサンプルは
大きなドットに置き換えたため、抽象絵画のように見えます。
手前のサンプルは
比較的細かなアミ点のため、しっかり写真と認識できます。
どちらも
カラー写真をC・M・Y・K版に色分解して
刷り重ねるだけでなく
様々な実験的刷り方をおこなっています。
この講座を開催するにあたり
これまで口頭でお伝えしていた手順を
テキスト化しました。
そのため
皆さん、テキストを参照しながら
黙々と
パソコンでの作業を進める事ができました。
色分解の作業は
原稿となる写真画像の色調調整で
最終的な仕上がりが大きく違ってきます。
それ故
製版原稿の作成時に
刷った上った画像のシミュレートが重要です。
何度となく
完成予想図の出力作業を繰り返しながら
製版原稿を仕上げました。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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