徳永写真美術研究所 運営日誌

徳永写真美術研究所は「美術としての写真」「写真で伝える方法」について研究・作品制作する講座を運営。大阪・鶴橋で開講。

銀塩写真講座 Step3 / 3日目 バライタ印画紙でのプリント1

2019年05月23日 | 2018講座レポート



銀塩写真講座における最終段階
バライタ印画紙を用いてのプリントに取り組みます。



まずは、これまで使用していた
RCペーパーと呼ばれる印画紙との違いの解説から。



最後の水洗工程では
アーカイバルプリントウォッシャーを使用します。



処方の説明を終えた後は
暗室にてプリントに取り組みます。
引伸機による露光作業はこれまで通り・・・



その後の現像作業は
<現像液> <停止液> <定着液> <水洗>
だったところが
<現像液> <停止液> <定着液> <予備水洗> <水洗促進剤> <本水洗>
となります。

加えて各液の処理時間も長くなります。



アーカイバルプリントウォッシャーでの水洗後は



水滴を拭き取り自然乾燥。
乾燥を急ぐ場合はエアコンの風にあてて乾かします。



手間と時間を掛けて仕上がった写真は
意思を持ったかのようにカーリングした状態となります。

後日、このカールを抑えるため
プレス機にてフラットニングという作業をおこないます。

この日はカールした状態で作業を終えました。 

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シルクスクリーンプリント基礎講座 / 5日目 作品制作1 製版と試し刷り

2019年05月21日 | 2018講座レポート






シルクスクリーンプリントに関わる体験を重ね
ようやく
個々の制作に着手する段階となりました。



原稿を透明フィルムに出力したものが
製版原稿となります。
各自、1,2枚の原稿を準備。



製版機に原稿を載せ
ホコリ等が付着していないか確認後
版を置いて露光します。



その後は
未露光部分の感光乳剤を洗い落とします。



皆さん
失敗なく製版作業を完了できました。





版の完成後は
休憩を挟まず試し刷りに励みました。



上の写真は
黒の不透明インクで背景を刷り
黒のラバーインクで文字版を刷っています。



コチラは
白の不透明インクで背景を刷り
白の発泡インクで刷りました。
写真は高温ヒーターを吹き付け
発泡インクを膨らませているところです。



この試し刷りの結果をもとに
次の本番となる刷りに繋ぎます。


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銀塩写真講座 Step3 / 2日目 大型カメラ撮影&現像実習2:モノクロポジフィルム作り

2019年05月13日 | 2018講座レポート


前回に引き続きモノクロポジフィルム作りに取り組みます。



まずは、先に仕上がったポジフィルムの見直しから。
その後、撮影をおこないます。

しかし






4×5カメラと照明のセッティングを終えたところで
ある受講者に電話が入り
翌週に迫った作品展の展示に変更があるとの連絡が・・・



展示の変更に伴い
その対策について相談に乗りました。

少人数制の私塾ゆえ
可能な限り
個々の状況に合わせた対応を心掛けています。



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月イチ創作実験クラブ / 活動報告:コラージュと転写とファイリング

2019年04月24日 | 2018講座レポート







2018年度、最後の創作実験クラブのレポートです。



秋から手作業によるコラージュ
フォトショップによるデジタルコラージュ

画像を組み合わせることに取り組んできました。



今回は・・・



印刷物のインクを溶かして転写することに取り組みました。



溶剤を画面に塗布してこするやり方です。



こすり方でパステル画風にもなり
絵と写真の中間のような画面に仕上がります。



転写した画面に更にコラージュを施すなど
迷宮的合成世界に突入する方も・・・。
終わりがない制作方法です。



クラブ活動で仕上がった制作物はファイリング。
たくさんの成果が綴られました。



私が作った転写サンプルはコチラ



一年間、活動を共におこなったメンバーの集合写真。
私にとって大切な一枚となりました。



そして
夏におこなった藍染め体験の時に使った
藍の種をお配りました。
私の園芸活動の成果物であるカボチャと一緒に。


記:徳永好恵


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2019年度はパワーアップして創作実験クラブを開催します。


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作品制作研究講座 / 9日目 番外編:アーカイブスについて

2019年04月22日 | 2018講座レポート




この日は番外編として
日本写真芸術学会のシンポジウムに
皆で参加しました。



シンポジウムの内容は
「写真のアーカイブスについて」



写真のアーカイブスについて考える際
絵画や彫刻作品と異なる点は
<写真資料と写真作品>
両方の価値を持つ場合がある点。



その具体例として
2016年にお亡くなりになった井上隆雄氏の
写真の扱いについの紹介がありました。



氏の出身大学である京都市立芸術大学の研究センターでのプロジェクトに
井上隆雄写真資料に基づいたアーカイブの実践研究」があるとのこと。

その研究活動について
プロジェクトリーダーである山下晃平さんから
紹介がありました。

偶然にもTIPメンバーが
氏の写真整理業務に携わっていたこともあり
フィルムやプリントの整理・保存など
その管理についての話は
リアルに思い描きながら拝聴する事が出来ました。


記:徳永好恵


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