徳永写真美術研究所 運営日誌

徳永写真美術研究所は「美術としての写真」「写真で伝える方法」について研究・作品制作する講座を運営。大阪・鶴橋で開講。

創作実験クラブ / 火を扱う:炭化実験

2020年05月27日 | クラブ活動





今回はTIPA主宰者宅での活動レポートを記します。

創作実験クラブでは年に数回
自然に囲まれた環境で実習をおこないます。

今回は火を扱い燃やすのではなく
炭化させる実験に取り組みました。



手順は・・・
炭化させたい有機物を
酸素を遮断できる缶に入れて
熱を加えます。



実験のついでに・・・



畑から掘り出したサツマイモで
焼き芋をしたり・・・



濡れおかきを焼いてみたり・・・



落ち葉で焚火をしながら
炎を見つめる行為は
日常を忘れる時間となり
太古の人々と
重なる体験となるのかもしれません。



途中で熱の入り具合を確認すると
焼き芋は仕上がっていましたが・・・



炭化実験としては
更に熱をかける必要があると判断し



新たに素材を加えて
引き続き熱をかけてみました。



待ち時間に食べた焼き芋は美味でした。
落ち葉で焼く焼き芋は格別。

再度の熱入れの結果は・・・



レースは形状を保ったまま炭化。
缶の変色具合いも素敵です。



オクラはシャープなフォルムの
黒いオブジェとなりました。
いっぽう
柑橘類は肉厚だったので炭になりきれず・・・
更に熱をかけたいところでしたが
日没となり断念。





この日の実習を終えた後は
活動を共にするメンバーの
個展に向かいました。



創作実験クラブのメンバーは
写真に限らず
染織、理化学系を専門とする方を含むため
様々な視点からの質問が飛び交う事が常で・・・

その質疑応答のなかで
作品の理解を深めました。
とても楽しく有意義なひと時でした。



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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
写真・写真表現・シルクスクリーンetc.
表現の研究活動をおこなっています。 

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銀塩写真講座 Step3 / 1日目 作品制作1:大型カメラでの撮影実習

2020年05月16日 | 銀塩写真講座



大型カメラを用いた作品制作をおこなう
銀塩写真講座 Step3初日の報告です。



4×5カメラを組み立てる事から始めます。
部品は少なく、カメラの構造を
再確認する作業ともなります。



その後
フィルムをフィルムホルダーに装てん。
フィルムを傷つけることなく
装てんできるよう練習も含めて
頑張りました。



ご自宅から持参されたタチハラカメラです。
まさに愛機という美しさ。




撮影は
庶民の街・鶴橋を撮影する方
室内で撮影する方と
個々の制作スタイルに合わせて
進めていただきました。



大型カメラでの1カットに込める気迫は
相当なもので・・・



シャッターを切る際は・・・



念を入れるような間を入れ
レリーズを握られていた姿が印象に残りました。



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作品制作研究講座 / 9日目 作品リーフレットの準備

2020年05月09日 | 作品制作研究講座




全10回の作品制作研究講座
9日目のレポートです。



この日は
受講生全員のステイトメントを
お互いに確認し合い
更に文章をブラシュアップさせることに
取り組みました。



内容はもちろんのこと
句読点や接続詞など
細部にも意識を向けて
ステイトメントを精査しました。

次回は
作品画像とステイトメントを収録した
全員分の作品リーフレットを束ね
1年間の成果として完成させます。



余談となりますが・・・
ステイトメント確認作業中
私の前に着席された
女性の服地が気になりました。
なぜなら
彼女が描く絵画と
同質のイメージであったので。



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創作実験クラブ / あぶりだし:日常品で芸術する

2020年04月30日 | クラブ活動




身近にある日常品を用いて
あぶりだしに取り組みました。

各自
あぶりだしについて
予習し
あぶりたいものを持参。



柑橘系の果物
酢、塩、コカ・コーラ、
ヨーグルト・・・



リトマス試験紙で
酸度を測りながら
あぶってみました。

クエン酸、土、肥料は
水に溶かして実験・・・



予想通り
酸性の水溶液であれば
あぶりだしができることを確認。

その後は
創作活動に取り組みました。



酸性の水溶液での
あぶりだしの他・・・

食塩水での実験もおこないました。



あぶることで水分を飛ばすと・・・



結晶化した塩跡が浮かび上がります。



塩水で描く展開や
書への展開も見受けられました。

今回の実験をもとに
後日の更なる展開を期待して
この日の活動を終えました。





活動後の雑談タイムでは
作品制作に関わる
言葉使いが話題になりました。

「制作」と「製作」
「染織」と「染色」

発音は同じですが
漢字が違うと、意味が違うことや

「展覧会」と「展示会」
作った物を披露する意味では同じ。
では、何が違うのか・・・

などなど
部員の皆さんが直面した
体験談や認識の仕方について
話し合いました。



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銀塩写真講座 Step2/ 3日目 銀塩写真の魅力の研究 & 講座後の雑談タイム

2020年04月14日 | 銀塩写真講座


2回にわたり写真研究として
写真史を広く見渡すことに
取り組みましたが
今回は暗室作業を伴う
銀塩写真に絞り
その魅力を研究しました。



バライタ印画紙に焼き付けた
オリジナルプリントを見たり・・・
写真集を見たり・・・



撮影の様子がうかがえる
番組を見たり・・・

講座後半は次回から始まる
大型カメラ撮影の事前レクチャー。

4×5サイズのシートフィルムを
フィルムホルダーに入れる練習にも
取り組みました。



いよいよ
銀塩写真の魅力を体験する
最終地点に入ります。



それから・・・
講座後の雑談タイム

この時間が
なかなか有意義です。

参加者の方の写真に絡む
近況報告を受けたり
オススメの展覧会情報や
鑑賞報告があったり・・・



この日は
ご実家のファミリーアルバムを
複写した写真を見せていただきました。

私にとっては
ご縁のない家族の写真。
しかし
そこには
日本人の日常があり
そこから当時の
生活や文化が読み取れます。

これらは個人の記録でありながらも
広い視点で捉えると
日本史の中の記録であったり
人類史の記録でもあります。

今後、これらの写真は
どのように活かされるのでしょうか。
その扱い、活かし方の報告が楽しみです。




最後に・・・
この日、受講者の方より
歴史的雑誌・LIFE

寄贈いただきました。

TIPA蔵書として
活用したいと思います。



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