徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

写真講座2 / 3日目 モノクロ写真の色調変換

2014年10月26日 | 銀塩写真講座


暗室作業で仕上げるモノクロ写真は
白黒の色調ですが
髪を染めるように
脱色したり、色調を変換する事ができます。



セレニウムトナー等は
写真画面を保護する役割を持ちますが
講座では
色調の変換実験として取り組みました。

この日は
セピアトナーとブルートナーを準備。



白黒の色調をセピアやブルーに変えるだけでなく
両トナーの併用も試みました。



ブルーに変換した画面に
マスキングテープでマスク後
セピアトナーの工程に進むと・・・



両色が混在する画像が仕上がりました。



両色が混じり、にじんだ画像からは
ノスタルジックな・・・? 白昼夢のような・・・?
通常の世界にはない空気感が
あらわれた写真も幾つか仕上がりました。




記:徳永好恵

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大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。


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作品制作研究講座2 / 2日目 制作確認・ステイトメント作成

2014年10月25日 | 研究講座


引き続き
制作の進行具合の確認

今回は
ステイトメントも準備していただきました。



自分が作ろうとするモノは何なのか?
どのように取り組むべきなのか?

目指す方向を整理するために
制作についての文章化は役立ちます。

ある受講生は日本語と英語の両方を準備されていました。
英語で記すと曖昧さを回避しやすいという利点があります。



ブック形式で仕上げようとする方には
製本した状態で提示いただき
ページを繰りながら
写真の流れも確認しました。


制作の進み具合や留意点は
実に皆さん、それぞれ・・・。
この日は自身の目標を再認識して講座を終えました。


記:徳永好恵

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写真作品として制作・シルクスクリーン講座 / 1日目 製版原稿作成

2014年10月19日 | シルクスクリーンプリント講座


写真作品として制作する
シルクスクリーンプリント講座、初回の報告です。



まずは
写真画像をどのようにシルクスクリーンプリント技法に展開するのか
その仕組みを参考作品を紹介しながら解説しました。



その後は
画像ソフト(フォトショップ)を使用し製版原稿作成に着手。

フォトショップは多機能のため
使いこなすには時間を要しますが
製版原稿の作成に必要なツールはごく一部。
機能を絞って扱う分には難しくはありません。 



シルクスクリーンプリントでは
インクがスクリーンを通るか否かで画像が形成されます。
よって
製版原稿は二諧調で仕上げます。



原稿完成後は
パソコン上で刷り作業をシミュレートしながら
刷り計画を立てました。



次回は
製版と試刷りまでをおこなう予定です。


記:徳永好恵

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写真講座2 / 2日目 4×5のシートフィルム現像実習 

2014年10月12日 | 銀塩写真講座


この日は
大型カメラで撮影したフィルムの現像処理に取り組みました。



受講生の皆さんは

35mmフィルムのモノクロ現像処理は既に学び済み。
フィルムサイズが変わっても処理工程は同じです。

異なるのは・・・



フィルムがシート状であるため使用機材が異なる事。
そして、処理時間も変わります。



今回は赤いセーフティーライトもなく
全暗室での作業ゆえ
あらかじめ、作業工程、処理時間、手の動き・・・など
しっかりと頭に入れてから作業に取り掛かりました。


<処理中の記録写真は全暗環境のため無し>




シートフィルム用の現像機材に戸惑いながらも



皆さん、大きなミスなく
無事に作業を終えることができました。




記:徳永好恵


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