4×5、8×10の大型カメラで撮影
自身でフィルム現像
プリントまでを全4回で
体験する講座のレポートです。
<1日目>
通常は大阪・鶴橋に位置する
徳永写真美術研究所にて
講座をおこないますが
時おり
主宰者自宅にて開催します。
大型カメラで屋外撮影する場合
カメラの操作手順を確認しながら
撮影に集中する必要があるため
近年は
山間部に位置する自宅庭で
撮影実習をおこなっています。
人の目を気にする事なく
ゆっくり、じっくり、確実に・・・
撮影中に気になるのは空模様・・・
太陽が雲間に隠れることがしばしばあり
何度も露出の測り直しとなりました。
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<2日目>
2日目は研究所の暗室にて
フィルム現像に取り組みました。
4×5フィルム、8×10フィルム
両サイズの現像を
2日に分けるか
1日でやりきるかは
受講者のご希望を伺い進めます。
今回は1日でやりきることに。
現像液
停止液
定着液
水洗促進剤
水滴防止液
と
液温管理をしながら
既定の処方に従い
各薬液を作り・・・
明るい場所で
フィルムの取り扱い方を確認して
いざ本番。
<全暗作業にて記録写真なし>
*
一連の工程を終え
室内の明かりをつけて
仕上がったフィルムの水洗
8×10フィルムは
ハンガー式の器具にフィルムを
装着して水洗します。
4×5フィルムは水洗器の
スリットにはめ込み水洗。
水滴防止液にフィルムを潜らせ
乾燥機につるして乾燥。
最後に仕上がったフィルムを
ライトビュアーに置いて
ルーペを用い
ネガ画像の細部までを確認して
2日目を終えました。
次回の後半2回は
コンタクトプリントと
フィルムの引き伸ばし作業に
取り組みます。
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2022年度TIPA講座の告知は
2月中旬を予定しています。
https://tokunaga-photo.com/
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
写真・写真表現・シルクスクリーンetc.
表現の研究活動をおこなっています。
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