【ジュネーブ=原克彦】欧州流通大手が非中核事業の売却を加速する。独メトロは15日、百貨店事業を28億2500万ユーロ(約3920億円)でカナダの流通大手ハドソンズベイに譲渡すると発表した。経営資源を主力事業に集約し、ネットスーパーなどに投資する。メトロの百貨店事業にはドイツ最大手の「ガレリア・カウフホフ」103店のほか、スポーツ店16店とベルギーの百貨店16店が含まれる14/9期の売り上は、31億eu、営業利益率は、6.2%、売却で27億euの負債削減、
*Hudson's Bay Company, HBCは、歴史的には北米大陸(特に現在のカナダ)におけるビーバーなどの毛皮交易のため1670年5月に設立されたイングランドの勅許会社・国策会社であり、現在はカナダ最大の小売業を中心とする企業である。現存する北米大陸最古の企業でもある。店舗数は今回の買収で、330から464店舗へ、
*ハドソンベイ沿革
1821年にはライバル会社のノースウェスト会を合併した。1869年にルパート・ランドをカナダ自治領政府に譲渡し、事業の中心を毛皮貿易から小売業へ移した。
その後はカナダ最大の小売業として発展し、現在ではカナダ唯一のデパート「ザ・ベイ(the Bay)」やディスカウント・チェーン「ゼラーズ(Zellers)」、キッチン・バス・ベッド用品店「ホームアウトフィッターズ(Home Outfitters)」をカナダ全国で運営している。
現在は本社をカナダ・オンタリオ州トロントに置く。株はトロント証券取引所に上場している。現在の総督[1]兼CEOはリチャード・ベイカーである(2008年就任)。
13年7月に米高級百貨店サックス・フィフス・アベニューを運営するサックス社(Saks, Inc.)を買収することを発表した、
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