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ヒラリー,クリントン、TPP法案に反対の民主党員支持!民主党分裂?新しい民主党を模索?

2015年06月16日 14時49分16秒 | thinklive

*ヒラリー陣営、次期大統領選挙にオバマPの支援不必要、今後、オバマ批判で支持者を拡大出来ると判断した?オバマTPPの実現は一層困難に、

[ワシントン/コンコード(米ニューハンプシャー州) 15日 ロイター] - 米下院の共和党指導部は15日、環太平洋連携協定(TPP)締結に伴い職を失う労働者を支援するための貿易調整支援(TAA)法案について、当初予定されていた16日採決を延期するための措置をとった。側近が明らかにした。

TAA法案は、TPP交渉妥結の前提となる大統領貿易促進権限(TPA)法案の関連法案で、下院で12日、民主党議員の反対により否決された。

側近によると、下院議事運営委員会は15日夜会合を開き、TAA法案採決の新たな期限を7月30日に設定することを検討するという。

一方、次期大統領選で民主党の有力候補とされるヒラリー・クリントン前国務長官は15日、TAA法案に反対した民主党議員を支持する立場を示し、オバマ政権が目指すTPP締結への道はさらに険しくなっている。

クリントン氏は遊説先のニューハンプシャー州で「大統領がTPA法案を成立させるための一つの方法は、交渉中あるいは大筋合意した内容について修正が可能かどうかの検討を通じ、賛成票を投じる可能性のある民主党議員が指摘するもっともな懸念に対処することだ」と述べた。

共和党のベイナー下院議長のスポークスマンは「われわれは法案成立に引き続き努力する。採決延期により、大統領は民主党議員との話し合いにより多くの時間がとれるだろう」と述べた。

外交問題評議会の通商政策専門家エドワード・オールデン氏は、民主党議員の賛成を得るための土壇場の法案修正には、より多くの支持を 失うリスクがあると指摘。「オバマ政権がクリントン氏の提案通りに動けば、共和党の支持を失う可能性もある」と述べた。

また、法案に強く反対している労働組合の支持を得られるほどの修正が加えられる可能性は低い、との考えを示した。


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