*中国の対日政策、多面化、日本における、親中派の積極的な養成、支援を政策で実行する、中国首脳部における江沢民派の凋落で対日憎悪政策は後退した、
*中国は貿易収支で7000億$の黒字国、日本はいまや競争相手国ではなく、むしろ中国の規模の拡大を補完するエンジンオイル、対米関係のような緊張は不必要、有害の合理的認識が拡大している、
*日本の矮小な愛国主義の愚かさへの認識は、日本国内でも着実に拡大する、尖閣から南沙諸島への微妙な論点の移動、誘導の意味をどう理解するか、
中国の習近平国家主席は23日、北京・人民大会堂で自民党の二階俊博総務会長と同行した観光業界関係者ら約3千人の日本人訪中団を迎えた夕食会で、日中関係に関する重要演説を行った。習氏は「中日関係発展を重視する基本方針は終始変わらず、今後も変わることはない」と述べ、両国関係の安定と改善への意欲を示した。
一方で、習氏は「日本軍国主義の侵略の罪を覆い隠し、歴史の真相を歪曲することは許されない」と、歴史認識問題を巡る原則的な立場を強調して日本を牽制?した。
また、習氏は「両国関係が順調に発展していないときこそ、民間交流の強化が必要だ」とも述べ、特に若い世代の交流を重視していく姿勢を示した。
これに対し、二階氏は夕食会の場で安倍晋三首相の親書を習氏に手渡し、「日中関係を支えているのは、その時々の政治情勢に左右されない民間レベルの深い人的交流だ。引き続き全力で努力したい」とあいさつした。
習氏は二階氏との立ち話にも応じた。二階氏によると、約10分間の会話で「安倍首相とは2度合い、戦略的互恵関係を進めていけば、いい結果になると期待している。安倍首相にもよろしくお伝えください」と語ったという。
*朝日新聞(北京=明楽麻子、倉重奈苗