トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

すてるす!

2010-03-24 11:35:24 | トランスフォーマー・G2

Photo

ごきげんようでござる!

レーダーに捉えにくく隠密性に優れたステルス戦闘機は軍事機密も有り存在を隠され、「見えない戦闘機」とも呼ばれたでござる。

米国が誇るF-177対地攻撃機F-177ナイトホークは退役したとはいえ、ステルス戦闘機の代名詞で、そのデザインは今直リスペクトされているでござるな。

今宵はF-177風戦闘機に変形するデストロン軍団サイバージェット、スカイジャック(TRF-7、スカイジャック、500円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3 

本品は1995年展開の「トランスフォーマー G2」商品として販売され、小型のボディにボールジョイントによる可動とミサイル発射ギミックを備えヴィークルモードとロボットモードのプロポーションを両立した傑作玩具でござる。

Photo_4Photo_5 

Photo_6Photo_7 

さて、トランスフォーマーにおけるステルス機の概念はF-117が公表されていない1988年の「超神マスターフォース」のメガジェット(D-307、オーバーロード、5980円)が最初で、当時のSR-71ブラックバードを小型化したであろうという推測の延長でデザインされたようで、同じく1989年には米国展開の「マイクロマスター」にて想像上のF-19戦闘機をイメージしたウィスパー(エアストライクパトロール、日本販売は1990年「トランスフォーマーZ」、C-336、スカイパトロールチーム、800円)が販売されたでござる。

また、全翼機型爆撃機のB-2スピリッツをイメージとした商品は1990年販売の「マイクロマスター」エアパトロールチームのトレッドボルト(日本名、トレードボルト、C-352、スカイパトロールチーム、800円)で、1994年には「トランスフォーマー G2」商品のドレッドウィング(TRF-10、ドレッドウィング&スモークスクリーン、2500円)が販売されたでぎざる。

なおG2版ドレッドウィングは成型色を変更して、「ビーストウォーズⅡ」のBB(D-13、スタースクリーム&BB、2500円)や「ROBOTS IN DISGUSIS」版のドレッドウィング(USAエディション、ドレッドウィング&スモークジャンパー、3299円)、「ロボットマスターズ」のギガントボム(RM-14、ギガントボム、2500円)として販売されているでござる。

更に1997年の「勇者王 ガオガイガー」のステルスガオー(G-1、DX超人合体 ガオガイガー、7200円)のモデルになったことは有名でござる!

Photo_8

そしてF-117の全貌(?)が公開された後の1992年に欧州展開で販売されたのがプレデターのファルコン(日本名、シャドージェット、TF-07、ファイヤーロードVSシャドージェット、1500円)でござる。

続いて1995年に「トランスフォーマーG2」商品として販売されたエアロレード(TRF-14、エアロレード、500円)と金型を共通とするのが本品なのでござる。

Photo_9Photo_10

Photo_11Photo_12

本品の機体にはFB-117のシールが貼られていたりするでござるが、国籍(軍団)マークは描かれておらず、身元を明かさない偵察機らしい仕様でござるが、隠密性皆無のドハデなマキングが施されているでござる。 (笑)

G2では軍事色の強いカラーリングのサイバージェットはサイバトロン所属である事も皮肉でござるよな。

Photo_13Photo_14

Photo_15Photo_16

商品は押し出し式発射のサイコミサイルを2本機体下面に取り付けも可能で、着陸脚はダミーでござるが折りたたみは可能でござる。

Photo_17Photo_18

ロボットモードのデザインは王道で好感が持てるでござるが、背中のバックプリントのおかげでスパイぽいイメージじゃなのでござるよな。

何処かのストリートファイターとかイメージでござるかな?

Photo_19Photo_20

なお、背中には意味ありげな肉ヌキ穴が設けられているでござるが、ロボットモードでもヴィークルモードでも特に使用しないでござる。

Photo_21Photo_22

スカイジャックの設定は「宇宙で最も優れたスパイ」と称されるデストロン軍団サイバージェットのチームリーダーでござる。

Photo_23

全身を覆うステルスアーマーはレーダー波を乱反射させるだけでなく、色素可変金属体の作用で姿を消す事もできるでござる。

Photo_24Photo_25

Photo_26Photo_27 

得意技は右腕の尾翼を鋭い刃に変える、敵を切り裂くテールフィン・カッターで、遠隔操作可能なサイコミサイルと併合して一撃離脱の遠近両用戦闘を得意とするでござる。

まあ、イメージ的にはスパイと呼ぶより忍者の方がシックリくるかもしれないでござるが・・

不思議な物で「スパイ」と呼ぶと敵側の悪いイメージでござるが「諜報員」と称すると正義の見方側のイメージに変わるものも面白い人間心理でござる。 (笑)

Photo_28

なお、本品は完成度の高さから「UNIVERSE」のウィンドシアー(USAエディション、エアレードVSウィンドシアー、1980円)や「ロボットマスターズ」のデルタシーカー(RM-20、ライバルセット、1480円)などが両陣営で販売されているでござる。

今後もバリエーション展開が可能な商品でござるよな。


デストロン科学探査員

2010-03-23 00:26:38 | 変形×2

Photo

ごきげんようでござる!

「トランスフォーマー アニメイテッド」のTV放送が近づいてきた訳でござるが・・・

如何も拙者の地元でのTV放送は無い可能性もでてきたでござる。 (残念!)

玩具展開も「トランスフォーマー アニメイテッド」に重点を置く為に、「変形!ヘンケオ!トランスフォーマー」の再開は難しそうでござるが、アニメイテッドのTVアニメ放送が成功した暁には是非に、「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」のアニメ化による復活を望みたいでござるよな。

ちゅー事で、今宵はスーパージェットに変形する「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」最新作商品である、デストロン軍団・科学探査員、ダークスカイファイアー(限定版、ダークスカイファイアー、3675円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3 

本品は2010年にトイホビーマーケットより限定販売された「限定!ゲンテイ!トランスフォーマー」仕様の、「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」版スカイファイアー(C-06、スカイファイアー、3150円)の成型色変更品でござる。

箱とカードはモノクロ仕様で印刷された専用パッケージでござるが、説明書はC-06版と同じでカタログ兼コミックは付属しないでござる。

Photo_4

ダークスカイファイアーは、デストロン陣営が軍団を成立する数百万年前の時代に、スカイファイアーが同組織で活躍していた姿でござる。

Photo_5Photo_6 

Photo_7Photo_8 

まあ、スカイファイアーと同一人物となる訳でござるが、ダークスカイファイアーの名前は商品名で限定版商品の定番であるブラックバージョンを強調した名前でござるよな。

Photo_9

しかしまあ、限定版定番のブラックバージョンとはいえ、本品の元ネタは「トランスフォーマー / リベンジ」版ジェットファイヤー(RA-13、ジェットファイヤー、7140円)なのでござるよな。

故に本品の塗装パターンもC-06版と異なり、米国軍風の所属マーキングで塗装されているでござる。

Photo_10Photo_11 

Photo_12Photo_13 

商品上の設定では、黒いボディは外宇宙探査用で未知のウイルスや電磁嵐を防ぐレイヤー剤で全身を保護した姿だそうでござる。

Photo_14Photo_15 

商品ギミックはターボスラスターに収納されたレーザーキャノンの展開や、クリアパーツのミサイル発射ギミックを備えており、着陸脚は折りたたみ式で転がし走行が可能でござる。

Photo_16

しかし、何と言っても本品最大のギミックはターボスラスターやミサイルボットの着脱でござる。

Photo_17Photo_18 

Photo_19Photo_20 

初代G1版スカイファイアー(日本未販売)が訳有りだったために本品の玩具アレンジを初めて見たときにはTVアニメの作画よ元の玩具を上手にアレンジしたデザインだと感心したでござるが。

元のデザインも現行戦闘機に近いデザインなので本品のカラーリングも違和感が無いでござる。

Photo_21

まあ、SR-71ブラックバードとモトネタがF-14トムキャット風のジェット戦闘機が似ている訳でもないでござるが、黒くするだけで雰囲気が似るのもカラーリングマジックによる妙技でござるな。

Photo_22Photo_23 

Photo_24Photo_25 

まあ、問題が何故に本品の販売が今(2010年3月)なのかでござる?

イベント限定販売とか、映画公開に便乗するタイミングでも良かったのに何故でござろう?

それとも・・・ 「トランスフォーマージェネレーション2009」用の通販アイテムとして企画されたが変更されて、トイホビーマーケット限定販売になったとかでござるかな? (笑)

まあ、拙者としては下手にイベント会場限定で販売されたり抽選販売による販売方法だったりするよりも有りがたいでござる。

Photo_26Photo_27 

Photo_28Photo_29 

なお、本品の翼と機首部にはC-06版には無い01のマーキングが施されており、ナンバーの意味が気になるのでござる?

Photo_30Photo_31 

何か意図した意味があるのか、今後のシリーズ展開を暗示したものか謎でござる・・・?

Photo_32Photo_33 

ロボットモードは漆黒のボディに赤い目と如何にもデストロンらしいカラーリングでござるが、空中防衛戦士スカイファイアーのイメージは無いでござるよな。

Photo_34Photo_35 

う~む・・・ どうせなら、ダークスカイファイアーの商品名ではなく、ジェットファイヤーの名前でも良かったような気がするでござるよな? (笑)

Photo_36Photo_37 

まあ、ジェットファイヤーにすれば設定なつじつま合わせが難しくなりそうなので同一人物の方が楽でござるかな。

Photo_38

なお、本品の設定ではデストロンが宇宙制覇を始めるまえのセイバートロン星治安組織(?)だったころの団員で、外宇宙探査を専門とする科学者だったらしいでござるな?

Photo_39Photo_40 

性格は科学への探究心が強い一方で、自分の意思とは別に高い戦闘能力を持つことに煩悶しているそうでござる。

トランスフォーマーの場合、直接戦闘を好まぬ科学者とか技術者は無駄に重武装だったりするのでござるよな。 (笑)

Photo_41Photo_42 

まあ、米国では自己防衛・自己責任において対戦車ライフルまで個人所有が可能なお国柄でござるから、護身武器ひとつでも派手に見せる事で相手を威嚇して身を守る文化でござるから米国設定のトランスフォーマーでは、平和主義でも武器を手放せないのでござるよな。 (笑)

Photo_43Photo_44 

本品のバトルアップモードは単独行動にて外宇宙探査を行う為には必要な武装なのかもしれないでござるよな?

Photo_45

なお本品はスカイファイアーと同一人物ながら、数値設定が異なっており、スカイファイアーの体力(6)、知力(10)、速度(10)、耐久力(4.5)、地位(10)、勇気(9)、火力(7)、技能(9)でござるが、ダークスカイファイアーでは体力(6)、知力(10)、速度(10)、耐久力(6)、地位(5)、勇気(8)、火力(9)、技能(7)と変更されており、地位と勇気の変動が興味深いでござる。

Photo_46Photo_47

Photo_48Photo_49 

まあ、考えられる理由はデストロンを抜けた事で勇気が上がり、技能も上昇したのでござうな?

耐久力や火力が下がった理由はレイヤー剤の剥離や、氷に閉じ込められていた年月劣化かもしれないでござるが・・・ 地位が5から10に上がった理由がわからないでござる?

重要人物の亡命の場合は待遇が良いのでござろうか?

PhotoPhoto_2  

まあ、初代G1版の設定を受け継いだスカイファイアー(海外名、ジェットファイヤー)はニュージランド販売ではオートボットの司令官を務めていたので地位は10だったりするのでござるが、変形×2版では如何解釈すればよいのでござろうな? (笑)

Photo_3

しかしまあ、本品は外宇宙における未知のウィルスや時期嵐を防ぐレイヤー剤で身体を保護していたにも関わらず・・・

数万年前にエネルゴン探査に向かった地球の急激な気象変化で墜落したまま休眠状態だったとは何処かの破壊大帝なみにオマヌケさんでござるな。 


リベンジエディション

2010-03-21 00:49:39 | 劇場版・TFR

Photo_2

ごきげんようでござる!

世の中には販売単価の安い商品に、人気キャラクターのイラストや文字を貼り付けただけで原価の何十倍で販売するボロい商売もあるのでござる。

普通なら買わないような商品でさえ、会場限定販売とか限定何個・数量限定生産・レア仕様などなどの魔法の言葉で正当化して売ってしまう商品は如何なものかと思うのでござるが・・・

わかっていても騙されてしまうのは・・・ その場の雰囲気で買ってしまうお祭り効果は侮れないでござるよな。 (笑)

今宵は全く関係ないでござるが、2009年の「東京おもちゃショー2009」にて会場限定販売された劇場版「トランスフォーマー / リベンジ」仕様商品。

オプティマスプライム・リベンジエディション(限定、オプティマスプライムリベンジエディション、4000円)の紹介でござる!

Photo_3Photo_4 

本品は会場限定販売商品とは言っても、海外では普通に販売されていた商品に、ちと変更を加えただけの商品でござる。

まあ、商品自体も2007年に販売されたツインブラスターオプティマスプライム(MA-13、ツインブラスターオプティマスプライム、3675円)を、「トランスフォーマー / リベンジ」本編の序盤上海戦をイメージした夜間風の渋い成型色でござる。

Photo_5Photo_6 

Photo_7Photo_8 

普通に日本でも通常販売すれば、それなりに売れる商品なのでござるが・・・ 何故か限定販売扱いなのでござるよな?

まあ、日本では成型色変更品は売れないという実績を作ってしまい、しかも前作商品の流用ときたら、前作購入者が買うかどうかも怪しいでござるから消極的になるのも理解するでござる・・・

Photo_9

海外販売では夜戦風に見える暗い成型色と擦れたオートボットのエンブレムに加えて、上海戦をイメージした「上海将軍」と「大将」の漢字を車体にマーキングしているのでござるよな。

大将オプティマスプライムの中国名でござるから、云わば御当地仕様と呼べる商品でござる。

中国販売は勿論の事、米国でも意味は解らずとも漢字マーキングがカッコイイと思っているらしくリーダークラス商品(RA-01、オプティマスプライム、7140円)との差別化には成功したようでござる。

Photo_10Photo_11 

Photo_12Photo_13 

本品はその、「上海将軍」と「大将」のマーキングが無い商品でござる!

日本では下手にマーキングがある商品よりも単色の方が好まれる傾向に有るので、日本向けなのかもしれないでござるが・・・ だったら通常販売でもOKだと思うのでござるよな?

Photo_14Photo_15 

しかし、本品の箱は海外仕様のまま日本語表記のシールを貼り付けた商品でござるから。

知らない一般人やトランスフォーマー初心者が「上海将軍」「大将」見たら事情をのみこめず疑問に思うはずでござる。

故に、日本語表記の説明書を封入するのでござるから、商品設定なども日本で説明したカードを付属させればいいものを海外と同じ雰囲気を共通するなどと云うタテマエでパッケージは手抜きするのでござるよな~

日本語表記のシールを態々印刷して貼りつけるのであれば、日本語表記のパッケージを新たに製作するほうが手間が掛からないはずでござるが・・・ 何故に回りくどい事をするのでござろうか?

同じ限定販売扱いであれば海外版と同じでも問題ないと思うのでござるよ?

う~む・・・ 商品説明を省く為に限定販売に踏み切ったような感じがするのでござるが・・・

まあ、イベント限定販売でござるから無駄なバリエーションを増やしたかったのでござろうな。 (笑)

Photo_16Photo_17

しかしまあ、イベント限定販売品とはいえ、リベンジ商品のボイジャークラスの販売価格が3990円でござるから、本品の販売価格4000円は随分と良心的なイベント限定価格でござる。 (笑)

無論、商品ギミックはMA-13版と同じでござるから、立体映像の運転手フィギュアがドアを開けると消える連動ギミックも健在でござる。

Photo_18

更に玩具オリジナルのアタックモードに変型が可能で、転がし走行とミサイルをスプリング式で手動発射するでござる。

Photo_19Photo_20

Photo_21Photo_22

しかしまあ、本品の商品サイズを考えれば新造のコンテナを牽引するトレーラー仕様にして販売する方が有効だと思うのでござるよな?

まあ、販売価格はリーダークラス並になるでござろうが、リーダークラスの商品価格帯でも商売できるのでござるから、新規ファンや従来ファンなどでも成型色変更品よりは購入動機が高くなると思うでござる。

Photo_23Photo_24

ロボットモードはスマートでMA-01版(MA-01、オプティマスプライム、6825円)やRA-01版とは異なる魅力が有る商品で、商品サイズと販売価格の手軽さから数多くのバリエーション商品が販売されているでござる。

Photo_25Photo_26

拙者が知るだけでも、日本販売されたツインブラスター・オプティマスプライムに始まり、米国店舗限定販売品ロボビジョン・オプティマスプライム(日本未販売)、オールスパークパワー仕様のファーストストライク・オプティマスプライム(日本未販売)、スクリーンバトルズ仕様の「フリーウェイブロウル」(日本未販売)、バトルダメージ塗装の単品販売(アジア圏販売・日本未販売)とセット品(オプティマスプライム&アーシー&スタークリーム、日本未販売)や、オプティマスプライムバンブルビーの通常版(?)セット販売品(日本未販売)などのバリエーションが存在し、これからもイロイロと販売されそうでござる・・・

PhotoPhoto_2

まあ、販売価格4000円が手ごろかどうか人にもよるでござるが、商品ボリュームを考えれば4000円でオツリが帰ってくれば妥当でござるかな?

Photo_3Photo_4

しかし、拙者的には箱は小型化して3500円が希望でござるよな。 (笑)

Photo_5

如何も販売価格帯と商品サイズを合わせるための共通サイズの箱ではヴィークルモードで収納されるオートボット陣営は箱がスカスカになるので余剰スペースが勿体無いちゅーか購入意欲が落ちるのでござるよな?

我ながらギッチリと詰まっていないと損だと思う貧乏性なのでござるよ。 (笑)

Photo_6Photo_7

Photo_8Photo_9

なお、本品はイベント限定販売商品でござるが、昨今では海外版も入手しやすい事も有り有り難くないような場違い商品で、本品に対するファンの意見もバラバラでござる。

海外版未入手の拙者でさえ、「上海将軍」や「大将」のマーキングが有るのであれば有る方を支持したいのでござるよ。 (笑)

Photo_10Photo_11

そう! キャラクター名を貼付して販売価格が上がったのであれば付加価値のボッタクリで済まされるのでござるが、本品はキャラクター名が無くて販売価格が10円高いのでござるから納得しかねるのでござるよ?

本品は商品的付加価値でみればホント海外版と少々異なるだけのコレクター向けな価値しかないのでござるよな。

Photo_12

その為か、本品はイベント終了後にイベント参加できない地方人向け(?)にe-HOBBY通販により少数(?)が抽選販売されたのでござるが、クジ運が悪い拙者でさえ購入できたのでござるよな。 (笑)

そう! 前々回と3連敗な拙者でさえ当るのでござるからよほど競争率が低かったのでござろうな?


サイバトロン総司令官

2010-03-19 01:59:54 | トランスフォーマー・G1

Photo

ごきげんようでござる!

継続は力なりの如く、当ブロブ「トランスフォーマー馬鹿一代。」も今回で1000本目のネタとなったでござる。

ふむ、我がならコレクションの多さには感心するでござるが、世の中には拙者如きが越えられないコレクターは多数存在するので、まだまだ精進が足りないでござるよな。

ちゅー事で、1000本目のネタは初心にかえる意味を含めて、トランスフォーマー玩具収集家であれば必須にして基本な偉大なる我らが、サイバトロン総司令官、コンボイ(01、コンボイ、3900円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3 

本品は1985年に「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」商品として販売されたトランスフォーマーを代表する玩具の一つでござるが、商品自体は1983年に販売された「ダイアクロン」商品(カーロボット移動基地、バトルコンボイ、3800円)の金型を一部改修し、ダイアクロン隊員(3人)を削除し、シール柄の変更とシークレットエンブレムを貼り付けた商品と説明するのが一般的でござるが、コンボイには複数の金型が存在し、日本販売の初期販売版がダイアクロン版の金型改修版(?)で、後期販売分が新たに金型を作り起こされた商品のようでござる?

Photo_4Photo_5 

Photo_6Photo_19

拙者の購入品は後期販売版であり、日本国内での販売数が最も多い商品だそうでござるな。

なお、商品パッケージは前期販売版と後期販売版と同じ写真(米国初期販売版?)でござるが、後期版には「写真は商品と多少異なる場合があります」と付け加えられているそうでござる?

Photo_8

さてさて、米国では1984年にオプティマスプライムの名で一足早く販売されており、商品バリエーションは日本販売版より多いでござる。

オプティマスプライムの名は「最上・第一」とかの意味で、オートボット(日本名、サイバトロン)のリーダーらしい役職を表した名前でござるが、日本版のコンボイは、ダイアクロン版のバトルコンボイの改名でござるが、モトネタ的には1978年公開の映画「コンボイ」より名づけられており、日本のネーミングは外見最優先のイメージで命名されているでござるな。

Photo_9Photo_10 

Photo_11Photo_20

設定上のコンボイは、頭脳中枢である本体部トラックと整備ドックを備えたコンテナ(コンバットコンテナ)、偵察用バギー(ローラー)の3つのモジュールからなり、互いにリンクし痛みを共有する分離型トランスフォーマーでござる。

Photo_13

商品はダイキャストパーツやゴム製タイヤを使用した商品で、当時としては高級感有るフラッグアイテムだったでござる。

Photo_14Photo_15 

Photo_16Photo_17 

まあ、現在の玩具技術で見れば辛い完成度でござるが、2007年展開の復刻シリース「トランスフォーマー アンコール」版(トランスフォーマーアンコール、01、コンボイ、5250円)ミュージックレーベル版(NUSIC LABEL、CONVOY playing iPod speaker、15750円)などなど新たに製作された復刻金型を使用し再販売されるのでござるから、コンボイの人気高さが窺えるでござる。

Photo_18Photo_19 

昨今の玩具は完成度が高いでござるが、販売期間が短いので、本品は異例の人気商品でござる。

まあ、シンプルイズベストこそが万人に愛される至高の商品かもしれないでござる。

Photo_20Photo_21 

ついでなので、別売りのダイアクロン隊員を乗せてみたでござるが、やはり似合うでござるよな。

ダイアクロン隊員をスパイク親子などに見立てて遊ぶ事ができたので、ダイアクロン隊員の削除は残念だったでござるよ。

Photo_22Photo_23 

ロボットモードの変形は簡易で両拳は取り付け方式でござるが、基本変形方式は後々の変形ロボット玩具に受け継がれているでござる。

Photo_24Photo_25 

しかし、商品的には首が回らない為にポーズが付け辛く、背中はガラ空きなどの欠点もあるでござるが、TVアニメとの総合人気故に完成度は補正されているのでござろうな。 (笑)

Photo_26Photo_27 

さて、コンボイの目の色はTVアニメと異なる黄色でござるが、TVアニメではサイバトロン陣営の目の色は水色デストロンは邪悪な赤色とする事で視覚的に区別していた演出なので玩具の方は様々でござる。

Photo_28

コンボイ固有の武器は大型のレーサーライフル(コンボイガン)とコンテナに格納されたスペシャル高射砲のみでござるが、彼の最大の武器は広大な知力で、人類と全宇宙の生命体を守る強い意志でござる。

まあ、自ら敵陣に突入するも、ムチャクチャ強い存在ではない事が魅力でござるかな? (笑)

Photo_29Photo_30 

さて、本品を前期販売品と後期販売品に見分けるポイントでござるが、両拳の穴の形状で、後期販売版は武器を保持しやすいように枠が追加されているでござる。

武器パーツのレーザーライフルやエネルギー補給アダプターなども作り起こされており、前期販売版はダイアクロン版と同じでござるが、後期販売版はレーザーライフルの先端部が細くなっているので分かりやすいでござる。 無論、エネルギー補給アダプターも少々異なるでござるが、違いは分かりにくいでござるよな。

Photo_31Photo

しかしまあ、前期版・後期版のレーザーライフの銃口形状はTVアニメの作画版とは全く異なるのでござる。

拙者のイメージ的にもコンボイガンと聞けばTVア


さらに進化したメカチーターに変身じゃん!

2010-03-17 16:41:09 | BW・メタルス

Photo

夢と希望のビースト戦士~ メタルのボディに変身だ~♪

ビースト戦士がクオンタムサージの影響によりロボディが反転現象を起こしたのがトランスメタルズでござるが、更にトランスメタルズが進化した姿がトランスメタル2とと呼ばれており、外見上の特長は有機生物と機械の融合した姿なのでござるが、デザイン・造形的には毛皮を被ったメカニカルアニマルが毛皮の破れ目より本体が姿を見せているダメージモデル的な商品でござる。

しかも、トランスメタル2の出生は曖昧であり、トランスメタルより進化した存在以外にもトランスメタル2が存在するでござる。

まあ、設定上の分類はヤヤコシイでござるが、とりあえずは商品カテゴリーがトランスメタル2で販売された商品がトランスメタル2でござる。

今宵はサイバトロン密林巡査員、メタルスチータス(C-42、メタルスチータス、1800円)が更に進化した、機械化密林巡査員

メタルスチータス2(C-49、メタルスチータス2、1800円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3

本品は1999年の「トランスフォーマー ビーストウォーズ メタルス」商品として単品販売のみ行われたでござるが、1998年に販売された海外版パッケージに日本語表記のシールを貼られた状態で1999年の「99夏 東映 アニメフェア」にて先行劇場販売されたメタルスチータス2(新チータス、2000円・通販あり)はメカニック部分の色彩が異なる商品だったでござる。

Photo_4Photo_5

Photo_6Photo_7

なお、商品はTVアニメと異なり、左腕・左肩にメッキ部分が集中しているでござるが、海外版(海外名、チーター)同様パッケージ収納状態でメッキ部分を目立たせる為に変更された状態を引き継いだ商品でござるが・・・ 日本版パッケージでは右向きで収納されている為に無意味だったりするでござる。 (笑)

まあ、TVアニメ重視派であれば、肩パーツを分解して左右に入れ変える事も可能でござるが・・・ 破損の恐れもあるので改良は自己責任でござる。

Photo_8

さて、メタルスチータス2は劇中では、デストロンのオーガニック・トランスメタル・ユニットの爆発に巻き込まれた影響で進化した姿でござるが・・・ 演出的に見ても進化よりもダメージでボロボロになった姿の方が似合っているでござるな。 (笑)

まあ、コレも機械と有機体の融合デザインよりもビサールファッションというか当時の流行を取り入れたデザインでもあるでござる。

Photo_9Photo_10 

Photo_11Photo_12 

故に武器(ファイナルショット)は内蔵式で展開するも、背骨ぽいデザインが付け加えられているなどのグロい生物表現は忘れておらず、トランスメタル2(1998年度商品)より導入されたスパーククリスタルは左足に収納されているでござる。

Photo_13

しかしまあ、本品・・・ 特に日本版パッケージング状態ではメッキパーツが目立たず、チーター模様の斑点は塗装処理されておらず、全体的には魅力の無い商品でござるな。

Photo_14Photo_15 

商品的にもチーターの口は開閉せず、可動箇所もクセの強い商品でござるが、本品は日本人感覚よりも米国人の「Spawn」系グロテスクなアクションフィギュア人気に便乗したような商品でござるよな。

Photo_16Photo_17

ロボットモードの変形は上半身部分のみで行われており、猫背で左右非対称のメカニック露出部分の目立つデザインでござる。

Photo_18Photo_19

トランスメタル版よりも野生身あるデザインでござるが、こちらも好みが分かれそうなデザインでござる。

Photo_20Photo_21

ロボットモードでは背中の武器は取り外さないと収納できないでござるが、そのまま手持ち武器として使用する事が可能でござる。

Photo_22Photo_23

なお、トランスメタル版で指摘されていた火器系武器は増強され、スプリングを用いたミサイル発射ギミッックも追加されたでござる。

Photo_24

パッケージにも、「ミサイルもパワーアップじゃん! うつべし!」と表記されており、本品最大のギミックであることは間違いないでござる。

ちゅーか・・・ ロボットモードでも指の向きを変えるは面白いのでござるが・・・ それだけなのでござるよな?

Photo_25Photo_26 

Photo_27Photo_28 

そう! 左腕のシールドパーツ(?)は立たせる事も可能なのでござるが、盾にしては小さく、武器にしては、わざわざ鋭い爪があるのに、使い勝手が悪い位置に固定されるなどイマイチ意味がわからず、日本版では無視されたギミックでござるな?

Photo_29Photo_30 

まあ、シールド発生器とかの設定でもあれば、それっぽいのでござるが、トランスメタルズ商品もトランスメタル2商品にも設計段階では本来何かのギミックが組み込まれていたであろうが、商品化でギミックを削除されたような商品が何体か存在するのでござるよな?

Photo_31Photo_32 

なお、ロボットモードでは加速ブースター(ブートジェット)の向きが逆向きのままで取り付けられているのでござるが、取り外して向きを変えればなんとなくアタックモードぽくなるでござる。

説明書に記載されていない遊び方ついでに・・・

トランスメタル2では、トランスメタルズに採用されていた第三形態のヴィークルモードが廃止されており、攻撃形態のアタックモードや異形のアナザーフォームなる第三形態が採用されていたりするのでござるが、本品には第三形体が存在しないのでござるよな?

Photo_33

そこで、メタルスチータス2のアナザーフォームを考えてみたでござる!

Photo_34Photo_35 

Photo_36Photo_37 

と・・・ 言っても、ビーストモードの首を縮めて二足歩行にしただけでござるが、これはこれでデザイン的にも獣人ぽく、説得力が有るのでござるよな。

成型色を変更すればメタルスジャガー(X-9、メタルスジャガー、1800円)のトランスメタル2版でも通用しそうでござるが、本品の成型色変更品は2001年にトライプレダカス・エージェント(日本未販売)として、海外店舗限定商品として販売されているでござる。

まあ、変形パターンはメタルスチータス2と同じなのでござるが・・・

Photo_38

しかしまあ、劇中登場レギュラーメンバーとは言え、面白味のない商品で、何故にトランスメタル2にリニューアルされるのかと当時は思ったものでござるが、日本と米国ではチータス(海外名、チーター)のキャラクター的立ち居地が異なり、日本版の陽気な一戦士ではなく、次代を背負うライオジュニア(C-26、ライオジュニア、780円)的なキャラクターだと知ったときには驚かされたでござる。

吹き替え一つで、まったく違うキャラクターを作り上げる事が出来るのでござるから、声優によるキャスティングの違いは重要だと思い知らされたでござるよな。 (笑)