トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

デストロン情報将校

2010-03-26 02:42:44 | BW・ネオ

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ごきげんようでござる!

日本ではキャラクターの性格の決定する場合は、ヴィークルモードやヴィーストモードのデザイン及び特殊技能などの特長を活かして考えられるものでござるが、米国では形状に左右されず個性的な性格を与える為に本来の力を発揮できないというような性格が多いでござる。

日本でも最初にデザインありきの場合でも、元のデザインのイメージがわきにくい場合は、シリーズのストリー上必要な役割を与えられるでござる。

ちゅー事で今宵は1999年展開の「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ ネオ」より、スティラコサウルスに変形するデストロン軍団・情報将校、キラーパンチ(D-39、キラーパンチ、1800円)の紹介でござる!

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本品は単品販売とサイバトロン攻撃指揮官、サバイブ(C-39、サバイブ、2200円)とのVSセット(VS-39、絶叫の対決、3980円)の2種が販売されているでござるが、箱以外の仕様変更が無い商品でござる。

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スティラコサウルスがモチーフのトランスフォーマーは本品が初となるのでござるが、商品自体はトリケラトプスに変形するデストロン軍団・恐竜参謀、ガイルダート(D-29、ガイルダート、1800円)の頭部・尻尾などの一部パーツを変更した商品でござる。

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所謂、頭部変更のコンパチ商品で同系列の恐竜ながら別種に見えるのは見事でござる。

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しかも、ただ頭部を変更しただけでなく、ガイルダートの第三変形であるデッドフェイクモードが廃止され、新たにスティラコサウルスの頭部を飛ばすヘッドパンチ・ギミックが組み込まれたでござる。

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スティラコサウルスの特長を再現したギミックではないでござるが、第二頭部を再現しておりガイルダートとの差別化を図った設計には感心するでござるよな。

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スティラコサウルスの頭部パーツ(ヘッドパンチ)は追跡機能をもち、如何なる情報を見逃さない為に敵味方からも恐れられているそうでござるが・・・ サバイブトゥルーワンの様なコウモリ型と比べるとスティラコサウルスの生首でござるから飛んできたら怖いでござるよな。 (笑)

しかしまあ、第二頭部のデザインはバクのようでもあるでござるが該当するような恐竜なり動物なりのモトネタが分からないでござる?

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ロボットモードは恰幅の良い如何にも偉そうな軍人を思わせる体型で、役職を情報参謀にせず情報将校にした事はなんとなく理解できるでござる。

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本品の特長はスティラコサウルスの頭部は背中に背負ったり、右腕に取り付けたり、左手に盾としても保持できるでござる。

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キラーパンチの頭部は髭面を思わせるヘルメットと一体化したデザインはガイルダート以上に下品で偉そうな面構えでござる。

体型といい顔といい、部下の手柄は横取りし、自分の失敗は部下に押し付けるような典型的な能無し将校ぽいデザインでござる。

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なお、性格はデストロン一の情報収集能力を持ち、その情報をもとに様々な罠をはりめぐらし、待ち伏せや敵の裏をかく攻撃を得意とするようでござるが、TVアニメでは誤認情報を流し自軍すらも混乱させるようなイマイチ当てにならない存在でありマグマトロン(D-35、マグマトロン、2980円)本体とは行動しないゲストキャラクター扱いだったでござる。

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本品の武器はガイルダートと異なり、尻尾に収納されたキラソードで武器の差別かも図られているでござる。

接近戦主体のビースト戦士らしい武器でござるが、左腕の可動範囲が狭いためにポーズが付けずらいでござる。

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なお、スティラコサウルスの頭部を盾として左手に保持できるでござるが、右手(第二頭部)にはキラーソード用の接続ピンや保持力がないので持たせられないのが本品の欠点でござる。

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しかしまあ、ステラコサウルスの特長は全く活かしていないキャラクターでござるが、キラーパンチがゲストキャラ扱いではなく、レギュラーメンバーだったらガイルダートとは良い漫才コンビになっていた事でござろうな?