トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

蘇りし空中防衛戦士!

2008-07-26 23:54:11 | 変形×2

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おぼえてい~ますか~♪

1983年にタカトクトイズから販売された1/55バルキリーがトランスフォーマーとして、1985年度のG1唯一のサイバトロン大型ジェット戦士ジェットファイアー(日本名、スカイファイアー、日本未販売)として販売された事を~♪

TVアニメに登場するも、流石に版権上まずかったのか、全く異なるデザインで登場した事を~♪

おかげでタカトクトイズの1/55バルキリー(スーパーVF-1S)だと知らず探しまくった失敗等な~ど~♪

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ちゅー事で今宵は、1985年に海外でのみ販売されたジェットファイアーをリニューアルした変形!ヘンケイ!トランスフォーマー版スカイファイアー(C-06、スカイファイアー、3150円)の紹介でござる!

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本品は2006年に販売されたTF・CLASSIC版ジェットファイアー(日本未販売)のカラーリングを、劇中(TVアニメ)に近づけノズル部分にメッキを施した商品でござる。

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しかし・・・ そのヴィークルモードのデザインは、TVアニメ版と異なっており、玩具版の方のイメージでデザインされていたりするでござる。

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そのくせ、機首部分はTVアニメ風のデザインになっているでござるから・・・

すご~くパチモン臭いでござるな。 (笑)

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しかし・・・ 裏側の収納された手足の配置や着陸脚等は1/55バルキリーと異なり、差別化を図っており、なおかつ元の玩具を思わせる細かいデザインには、思わずニヤリとさせられるでござる。

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そして、劇中でも玩具でもない本品のオリジナルギミックとして、ターボスラスターのカバーをスライドさせる事により、レーザーキャノンが回転し出現する仕様は・・・ 「劇場版マ〇ロス」仕様でござる。 (笑)

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片一方でなく両側に装備したのは本品のオリジナルでござるが、デザイナーは狙った確信犯でござるな。

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可変翼及び本体の推進ノズルの形状などなど、知らない人間が見た場合は確実にバ〇キリーのパチモン扱い決定でござる!

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そして更にヤラレターーーー!

と・・・思ったのがターボスラスター及びミサイルランチャーが取り外せる事でござる。

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う~ん・・・ TVアニメでは描かれる事の無かった玩具版のギミックを再現し、ジェットモードのカラーリングも玩具版の基になったアニメ作品の主人公機のカラーリングでござるよ。

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思わず-ネジ頭風のマーキングシールを貼りたいものでござる。 (笑)

と・・・思っていたら・・・故意か偶然かパッケージ裏と付属カードのキャラクター説明の部分に例のマークが・・・ (変形×2のシリーズ全てに有)

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まあ・・・ 似たような仕様は置いておいて・・・本品特有のギミックの紹介でござる。機首のコクピット脇に2連装粒子ビームを左右に装備している所や、付属武器(光子ミサイルランチャー)はTVアニメのデザインを引き継ぐも、ジェットモード及びスーパージェットモードへの取り付けは、左右に分割し両腕に1門ずつ装備するのでござる。 この武器は良いのでござるが・・・ 装着する拳は引き込み式ではなく、そのまま露出しているのが、ちと残念でござる。

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そして説明書には記されていないでござるが・・・

やはり、基の玩具を考えれば再現したくなる変形中間モードでござる。 (笑)

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確かにソレっぽい変形が可能なのでござるが、重量バランスを考えればターボスラスターを装着したままのスーパージェットモードでないと自立しないでござる。 (膝関節にはストッパーが有るので鳥脚は再現できないが・・・ 削り取れば曲がるかもしれない?)

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さてさて・・・ 本品のヴィークルモードのデザインはパチモン全開でござるが、ロボットモードは見事にTVアニメ版のデザインを再現しているのでござる。

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コレはヤラレた!

まさか、ここまでTVアニメのデザインを再現できるとは・・・

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そう・・・ まさにコレ!

玩具とTVアニメのデザインが掛離れすぎていて玩具に親しみが持てなかった御仁向けの商品なのでござる。

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しかし!

玩具版もバル〇リーもどきで味わいがあると思う御仁も満足のバトルヘルメットによるバトルアップモードも実に良く出来た商品でござる。 うん!

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基もとの玩具版の目も赤色だったのでござるが、初期トランスフォーマーのアニメでは水色の目サイバトロンで、赤い目デストロンだという設定があったりしたので本品に付属する漫画ではバトルヘルメットがコントロールマスクとして描かれていたので実に面白い解釈でござる。

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そう・・・ サイバトロン空中防衛戦士スカイファイアーは元々スタースクリーム(D-02、スタースクリーム、2100円)と旧友であり、登場当初はデストロン陣営だったのも、初代アニメと同じ設定なのでござる。

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ついでに補足・・・ 玩具設定もG1版を引き継いでおり、耐久力が4.5に上がった以外は変わらず、地位も10のままでござる。

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地位が高い理由はG1版の玩具は大型商品であり、ニュージランドで販売されたジェットファイアーは、オプティマスプライム(日本名、01、コンボイ、3900円)の代わりにオートボット(日本名、サイバトロン)司令官として販売されていたのでござる。

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なお・・・彼の性格は外宇宙探査を行なう温厚な科学者らしいのでござるが・・・

ヤル気満々の重武装なのでござる!

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「私は戦いなど好まないただの科学者・・・スカイファイアー!」

と・・・言われても説得力がないのでござるよ。

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せめて・・・非武装モードならまだしも、バンブル(C-02、バンブル、2100円)やリジェ(C-04、リジェ、2100円)よりも重武装なのは如何なものでござるかな?

そう・・・ アレでござる!

人類の平和の為といい、人体実験や最終兵器を作る矛盾した科学者とか、平和的自衛の為には核兵器の所持も許される米国の正義理論でござるな。 (笑)

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過度の武装で自衛を主張する相手を信用していない平和主義者なのでござるな。

まあ・・・ 「博士くん」系のキャラクターが決戦に臨むとき、自らが開発した役に立ちそうにもない発明品を多数抱えて登場するのと同じ様なモノでござるかな?

武器と言えば・・・ 付属の光子ミサイルランチャーは分割して持たせればトンファーぽくなったりもするでござる。 ・・・う~ん・・・とことん武闘派な科学者でござるな。 (笑)

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まあ、何はともあれ本品は待ち望んだ結果以上の完成度を誇る商品でござる!

本来はタカトクトイズ製の1/55バルキリーでも使用して対比してみるのが筋道(?)でござるが、拙者はタカトクトイズ版の1/55バルキリーは未入手なのでござる。

確か・・金型がバンダイに移行して販売された「劇場版仕様」のストライクバルキリーは所持していたハズでござるが・・・現在行方不明だったりするでござる。  まあ、そのうち発掘できたら紹介するかもしれないでござるな。 (笑)


鋼鉄武装!

2008-07-25 13:06:35 | 勇者シリーズ

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ごきげんようでござる!

前回に続き今宵も「黄金勇者ゴルドラン」より、C-62型(風)蒸気機関車に変形するアドベンジャー(DX 鋼鉄武装アドベンジャー、4980円)の紹介でござる!

Photo_2 アドベンジャーはデカイ!

劇中同様単体でも合体後の勇者なみに大きく、箱もデカイでござる。

それもそのはず、アドベンジャーは本体と貨車及び台車(2両)からなる連結セットなのでござる。

う~ん、列車ロボとしては貨車が付くのは珍しいでござるが、やはり先頭車両だけではなく牽引車両が付属するほうが、列車としての存在価値を示すもので販売価格は増すもののマストアイテムとして輝ける存在となるのでござるが・・・

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残念ながら「黄金勇者ゴルドラン」においてはマストアイテムとなるのは主人公であるグレートゴルドラン(DX 黄金獣合体グレートゴルドラン、16500円)でござるし、アドベンジャーは所詮は脇役・・・ 否! 他の勇者を運ぶ縁の下の力持ち!なのでござる。

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そう・・・ と派手な仲間内のおいて、漆黒のボディで慎ましいながら、ワンポイントに金メッキを施すセンスの好さは「何でもあり!」な本シリーズにおいて唯一の良心と呼ぶべき存在なのでござるよ。

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従って地味ながらギミック満載で、後部ハッチが開閉し、別売りのスーパーカーモードのドラン(DX 黄金合体ゴルドラン、6500円)を収納できたり、ゴルドラン・シリーズ共通規格のミサイルを打ち出すフットランチャー(4連装スライド式発射)を左右に装備ており、ローター式ミサイル(バスター弾)のギャラクティカバスターを先頭部分より発射するでござる。

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そう・・・ 鋼鉄武装の名の如く、付属武器は、スマートガン、メガライフル、ガトリングショットと満載で、ミサイルパーツもバスター弾(×2)、ミサイル(×48)と豊富でござる。

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更にそれらの武器は裏側に収納することにより、外から武装を見せない奥ゆかしさも兼ねそろえているのでござる。 武器パーツを露出させた白銀騎士団(DX 超白銀合体ゴッドシルバリオン、8000円)とは違うのでござるよ。

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そう・・・ その白銀騎士団を乗せるのが、2両目となる貨車でござるな。

上下2段にに4体を乗せる事が可能でござる。(今回は搭載写真は見送り)

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車両搭載ギミックは、1992年の「伝説の勇者 ダガーン」のランドバイソン(陸の4体合体、ランドバイソン、5900円)よりはじまるもので、翌年の「勇者特急 マイトガインン」において商品連結の概念が取り入れられた発展商品なのでござるが・・・ マイトガインの場合は必殺技で全車両とも列車モード(?)だったでござるが、ゴルドランの場合は通常移動形態で・・・ そのまま搭載・・・ ドチラかと言えばパレード列車でござるかな。 (笑)

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連結車両の順番は変えられるでござるが、一応は3両目の台車が、ゴルゴン専用で、4両目の台車が、レオンカイザー(DX 獣王合体レオンカイザー、6500円)専用となるでござる。

なお、この4両目の台車には、ちょっといい話があり、販売当初はレオンカイザーの事は伏せられていた為に説明書の記載にも台車のみが紹介されており、収納も箱の裏側に隠すように収納されていたりする、TVアニメと連動したリアルタイムならではの今後の展開をしめしつつも、表からでは見せない小憎らしい演出が施されているのでござる。

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そして・・・ 5両目にキャプテンシャーク(DX 海賊戦艦キャプテンシャーク、3980円)を連結させれば全長132センチになるのでござるが・・・ マイトガインの「超勇者特急ギャラクシーエクスプレス」の全長210センチには敵わないでござるな。 (笑)

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いや~鉄道模型ファンは大変だ~と実感するでござるよ。

今回の写真は自宅で撮れる最大のサイズである事が確認できたので、いままで敬遠していた大型商品も紹介できそうでござる。

・・・それでも「超勇者特急ギャラクシーエクスプレス」は無理でござろうな。 (笑)

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そして、ロボットモードでござる!

シンプルなデザインながら、力強くポロポーションも良いでござる。

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ロボットモードの頭部も前々作のマイトガイン(特急合体、マイトガイン、6800円)と被ることなく、SLヘッドをあしらったオチャメなデザインとなっているのが憎いでござるな。 (笑)

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そして・・・ 鋼鉄武装---!

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背中に収納された武器を展開して一気に重武装になる姿は非常に力強く、主人公にはない特有のカッコよさ!

「ここは俺に任せて先に行けー!」

が言える脇役最大の見せ場を演出するに相応しいギミックなのでござる。

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武装は上からスプリング式ミサイル発射のアイアンキャノン(×1)

スライド式ミサイル発射の4連装ショルダーランチャー

胸部のゼンマイ式発射ギミックのギャラクティカバスター

右腕のスマートガンとメガライフル

左腕にはガトリングショット

両足にはスライド発射式の4連装フットランチャー(×2)

の充実ぶりは重武装好きな御仁にはたまらないでござろう。

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更に3両目の台車は盾として左腕に装着できる気の利いたギミックでござるな。

そう・・・ ゴルゴン用の台車が特異な形状なのは盾として使用するためのデザインなのでござるな。

「何でもあり」なゴルドランにおいて、普通(?)の存在といえるアドベンジャーは、拙者が一番好きなキャラクターなのでござるよ。

ただ・・・残念なのは可動範囲が極端に少ない事でござる・・・

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本品こそマスターピースで販売してもらいたいキャラクターなのでござるが・・・ 

次なるマスターピースは何になるのでござろうか?

タカラトミーと成ったことにより、エルドランシリーズもエントリーできるようになったので、脇役系は辛いかもしれないでござるな。

今回は出来なかったが何時が、超連結モードを再現するつもりでいるでござる。


お子様はサメ型戦艦が好きだ?

2008-07-24 14:05:10 | 勇者シリーズ

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宇宙の海は~俺~の海~♪

「海賊戦艦キャプテンシャーク俺のコトだあっ!」

ちゅーコトで海洋生物(?)ネタ特集の最期は、1995年の勇者シリーズ「黄金勇者 ゴルドラン」よりキャプテンシャーク(DX、海賊戦艦キャプテンシャーク、3980円)の紹介でござる!

Photo_2 ・・・さてさて、このキャプテンシャークでござるが、月に眠っていた9番目のレジェンドラ勇者なのでござるが!

「レジェンドラの勇者は8人」

の設定を踏み倒して登場した掟破りの勇者なのでござる。 (笑)

それでも一応は「8人の勇者が悪の手に渡った時の保険(?)」だと云う設定があり、一人でも互角に戦えるくらい強いのでござるが・・・

よ~く考えてみると、彼が悪の手に落ちていたらどうなっていたのでござろうか?

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補欠勇者にしておくには実力があるので、あまりにも回りくどいのではないでござろうか、?

そう・・・ 彼一人居れば、たいていの事が出来る勇者なのでござるな。

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まず、サメ型宇宙戦艦というコトで、移動能力は宇宙は勿論、空中・海上・水中・陸上とオールマイティーに活動でき、長距離移動も一人で行動できる「何でも有り」な勇者ロボなのでござるな。

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言ってしなえば正規のレジェンドラの勇者を否定しまう存在であり、サメ型戦艦というデザインもお子様に媚びた、そのまんまのデザインであるが、主力武装の16連装スパイラルランチャーは、ミサイル発射を重点に置くゴルドラン商品において、最多のミサイル発射ギミックを持ち、玩具史上においても、BB弾連続発射式以外のミサイル発射ギミックでは最多であり、ゴルドラン・シリーズ玩具のミサイルとは共通規格の為に互換性が有り、ダイヤル式16連射のミサイルをぶちまけても、予備ミサイルには困らない親切設計なのでござる。

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付属ミサイルも12発×4と豊富で、ロボットモードの武器であるロケットフックやシャークハーケンも16連装スパイラルランチャーより発射可能なのでござる。

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因みに16連装スパイラルランチャーの艦底部への取り付けは、水中モーターをイメージした遊び心の有るデザインでござる。

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そして、16連装スパイラルランチャーを背面に装着し、エンジン部を180°回転させキャタピラを引き出す事によりバトルタンクモードに変形するでござる。

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本品には車輪が付いている為に転がし走行が可能でござる。

各砲塔は旋回するので、非常に戦艦らしいのでござるが・・・ 問題は大きさなのでござる。

艦橋構造物のマドから推測すると、中に人(ワルター・・・ 否! イーター・イーザック船長以下ユカイな仲間たち?)を乗せているので、大きさ的には可也デカイ勇者となるはずなのでござるが・・・ 他の勇者サイズと比べると、ロボットモードでは縮んだような気がするでござる・・・

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そう・・・ 付属ジョイント(連結器)を使う事により、別売りのアドベンジャー(DX、鋼鉄武装アドベンジャー、4980円)と連結可能なのでござるが・・・ 連結する事によりスケール感が一気に崩壊する艦船系変形ロボの宿命背負っているでござる。

まあ・・・ アドベンジャーも通常の蒸気機関車よりも更にデカイのでサイズは特定しがたいでござる。 (笑)

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しかし、商品は大きさが幸いし、背面の武器格納庫に、ロケットフックや予備ミサイルを収納できるスペースを有する事が嬉しいでござるな。

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そしてロボットモードのデザインも海賊らしく隻眼であり、左腕にロケットフックが付いていたり、尾ビレ(艦尾)部分がマント風になっていたりと、あまりに媚びた・・・ 否!ねらったデザインでござる。

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そして脚部の無駄にデカイ安定脚でござる・・・

コレほど大きくなくとも自立するのでござるが・・・ 16連装スパイラルランチャーの装着位置が後ろに有る為に転倒するわけでござるな。

従って安定脚がないと自立できないのでござるよ。 (笑)

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しかも! 安定性を重視するためか、脚部は繋がったままで無可動!

肩の砲塔は旋回するが首は回らないし、腕の可動範囲も狭いときているでござるよ・・・

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しかし・・・ その反面、右手に保持するキャプテンソードは海賊戦艦モードでは尾ビレ内側に収納できたり、両腕のロケットフックやシャークハーケンは、スプリング式の射出でござるが、スパイラルランチャー用のミサイルも発射できる、ミサイル発射に特化した玩具であり、米国ではミサイルが小さい為に販売できない商品でござる。 (笑)

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さて・・・ 本品はミサイル発射にだけ特化している訳ではなく、付属の合体用ジョイント板を使用することとにより合体するでござる!

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そう・・・ アドベンジャーとの武装合体!

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ハイパーギャラクティカバスターモード!

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流石、掟破りの勇者でござる、「後発の勇者は武器合体!」の法則が破られ、2番勇者であるアドベンジャーを武器にしてしまったでござるよ。

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しかも、重心が右側に掛かる為に安定性が悪くなるのが普通でござるが、ここで無駄にデカイ安定脚が威力を発揮してビクともしないでござるよ。 (笑)

まあ、TVアニメでは蒸気機関車を肩に担ぐキャプテンシャークの作画は、効果的に安定脚が描かれ、実に漢らしい描写だったでござる。 ・・・しかし・・・ 「蒸気機関車は肩に担ぐ」の法則は守っているでござる。

が・・・ この商品よ~き見ると・・・ アドベンジャーの合体位置が真ん中よりではないでござろうか? TVアニメの作画は勿論の事、パッケージ写真でも合体位置が商品とずれていたりするでござる?

やはり・・・重心が右に傾くため改良で、パッケージ写真は試作品でござるか?

否? アドベンジャーの合体用ジョイントをずらした事も考えられるでござるが・・・?

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う~む・・・ 可動と合体位置には不満が残る物の、何気にアドベンジャーの武器が持てたりする自由度と、商品の大きさから来る迫力は評価したい商品でござる。

まあ、デザインは・・・お子様向けマーケッティングの勝利でござるかな。 (笑)


ノコギリザメの剣豪

2008-07-23 01:23:04 | BW・ネオ

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ごきげんようでござる!

1999年の「ビーストウォーズ・ネオ」に登場した、ノコギリザメに変形するサイバトロン深海攻撃員、シャープエッジ(C-37、シャープエッジ、1800円)は、サイバーシャーク(C-11、サイバーシャーク、1780円)の頭部及び尾ビレを変更した3番目のバリエーション商品であり、3年連続投入された地味では有るが短期間でバリエーション展開に貢献した傑作商品(?)なのでござる。

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う~ん・・・ 今度こそホオジロザメで商品化かと思っていたでござるが・・・ 3度目はノコギリザメでござる。

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サメの大まかなバリエーションとしては、3種類製作できる事が本品にて証明された訳で、某戦隊ロボもサメのバリエーション化に成功すたでござるな。 (笑)

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←より、サイバーシャークシャープエッジヘルスクリーム(D-23、ヘルスクリーム、2200円)でござる。

基本と成る本体は共通で、頭部とヒレを変更したバリエーションでござるが、奇しくもサイボーグザメであるヘルスクリーム以外はサイバトロン所属のビースト戦士として販売されたでござる。

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しかし・・・ 何故にホオジロザメで販売されなかったのでござろうか?

考えられるとはサイバーシャークがトランスメタル2(メタルス・サイバーシャーク、日本未販売)に進化した姿がホオジロザメ(?)だったことで、キャラが被る事を防ぐ為の処置でござるかな?

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しかも、本品は差別化の為か、頭部(ヘッドソードブレード)が射出できるのでござるが・・・ メカニカルな頭部でござるが、頭部は赤く塗装された為に・・・ 頭皮を剥がされたように見えてしまい・・・ちとグロイでござるな。

無論付属のミサイル(×2)も改良点は無く、そのまま発射可能でござる。

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更に彼のライバル商品であるハードヘット(D-37、ハードヘッド、1500円)も、グリムロック(日本未販売)の頭部変更品であり、3体目(C-4、ダイノボット(後期販売版)、1500円を含めれば4体目)のバリエーションであり、改造品の対決(VS-37、剣豪の対決、3280円)としての共通点を有するでござる。

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しかし! ロボットモードの新造形の頭部デザインは正義のサイバトロンらしい、マスクヒーロー風の顔なのでござる。

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流石に日本展開で企画されたビーストウォーズ・ネオ商品でござるな。

日本人の感覚に合わせたデザインでござる。

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そう・・・ サイバーシャークと異なり、シャープエッジはTVアニメに登場したでござる。

と・・・言ってもゲストキャラクター扱い(?)だったそうでござるが、TVアニメに登場しない商品は売れ行きが悪い為に一応は出演させる日本的な配慮でござるな。

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ちゅー事で、シャープエッジノコギリザメの特長である頭部・・・ヘッドソードブレードを操る剣士とされ、ハードヘッドもパイルセイバーを扱う事でござるから、「剣豪の対決」となったわけでござるな。

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なお、尾ビレである武器(金剛尾)は、サイバーシャークと同じく、逆手で保持するようで、TVアニメでは、「必殺荒波くずし」なる技として使用されたようでござるが・・・ 拙者はTVアニメ本編は見ていないので詳細は不明でござる。

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胸部のブレストミサイルも如何描かれたのかも解らないでござるな?

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しかし・・・ 彼の設定を見てみると一度だけのゲストキャラクターにしておくのは勿体無いでござるな。 

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そう・・・ 顔が変わるだけで、イメージが怪人からヒーローにガラっと変わってしまうので、デザインは大事でござるし、たとえ出番は少なくともTVアニメの出演により存在価値が変わってしまう訳でござるから本品は貴重な商品と言えるでござる。

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なお・・・ 本品は3度にわたる金型の酷使か如何か不明でござるが、足首の固定が緩い為に立たせにくい欠点が有るのでござるが・・・ コレは個体差でござろうか?

まあ、ドチラにしろ・・・サイバーシャークの系譜は3種であり・・・ホオジロザメの新規パーツは無理としても、今後カラーバリエーションでデストロンでもサイバトロンでも増える可能性は無いともいえないでござるな。


サイボーグ ザメ?

2008-07-22 05:11:28 | BW・Ⅱ

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ごきげんようでござる!

今宵は1998年の「ビーストウォーズ・Ⅱ」に登場したデストロン参謀総長、ヘルスクリーム(D-23、ヘルスクリーム、2200円)の紹介でござる。

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劇中設定では、スタースクリーム(D-13、スタースクリーム&BB、2500円)が悪のアンゴルモアエネルギーの影響で、パワーアップ(転生)した姿でござるが・・・

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その姿は・・・ サイボーグ ザメ・・・?

メタルス化とかではなく・・・ サイボーグ・・・?

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しかも・・・ ロゴ的にサイボーグシャークと呼ばれたら良いのに、サメでござるよ。

サイボーグ ザメ・・・ ダサい呼び方と言うか何と言うか・・・ サイボーグシャークは登録商標的に使えないのでござろうか?

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まあ、元はジェット戦闘機から変形するスタースクリームでござるから、飛行能力を有するので、普通のサメで飛ばれるよりかは説得力があるのでござる・・・

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そう・・・ 本品は前年度に販売されたサイバーシャーク(C-11、サイバーシャーク、1780円)の頭部及び尾ビレと背ビレ、胸ビレ等をを新造形のメカニカルパーツに置き換え、無理やりサイボーグ化したフカヒレの無いサメになっているでござる・・・

う~む・・・ てっきりホオジロザメとして登場するものと思っていたでござるが・・・

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まあ、本体は同じなので頭部発射(ピーピングヘッド)ギミックは健在で、付属ミサイル(×2)もサイバーシャークと同じ漫画的モールド付きミサイル(シャークワインダー)でござる。

しかし、ピーピングヘッド(偵察用メカ?)は刃物部分(ゲイルダガー)が取り外せ、ミサイル同様に射出可能でござる。

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そして、ロボットモードは新造形の頭部は勿論、わざわざサイボーグと言う事を強調する為に左腕と、左大腿部は新造形品に交換し、尾ビレ部分は武器(テラーストーム)として直接左腕に接続される事になったのでござるが、交換パーツを増やした為にサイバーシャークより販売価格が高くなったでござる。

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顔のデザインはスタースクリームの面影を全く受け継いでおらず、サイバーシャークとは異なる怖い顔・・・と言うか覆面をした凶悪な顔つきであり、手足の黒いカラーリングと合わせればサイボーグと云うよりも・・・ 超人レスラーを思わせるデザインだったりするでござるな。 (笑)

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しかし・・・ オカマ・・・ 否! オネイ系スタースクリームとしては男前の顔が凶悪な顔になったのでヤケクソになり凶暴性や攻撃力がアップしたのでござろうな?

まあ・・・ 水中行動能力の追加や、外見上サイボーグビースト4体の中では素直にパワーアップしたと思える唯一の存在でござるかな?

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そう・・・ 如何も拙者は、サイボーグビーストという存在が気に入らなかったりするでござる。

元々、超ロボット生命体であるトランスフォーマーに生体パーツを組み込んだのがビースト戦士なのでござるが・・・ 生体パーツ(外皮?)に機械を埋め込んで強化した存在がサイボーグなのでござろうか?

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否! それ以前に、メカニックを露出させるデザインでござる。

実験機とかなら、それでもいいが、実戦で戦う彼らが弱点を曝け出すのは如何かなと思うでござるよ?

トランスメタル2の様に機械と生体パーツの融合を具象化するためにダメジー風に外皮から金属メカニックパーツが覗く商品ではなく、サイボーグビーストは外皮の上に機械パーツが取り付けられたデザインであり、左右アンバランスなのも特長でござる。

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まあ、商品的には普通のビースト戦士を新造形のパーツによる交換の改造(改良)品でござるからサイボーグビーストのカテゴリー名も解らなくもないが、納得はし難いでござるな。

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なお、彼らサイボーグビーストは外見上の変化に留まらず、新たにミサイル発射ギミックを追加しており、ヘルスクリームは尾ビレ部分の左腕(テラーストーム)にミサイル発射ギミックを内蔵したので、胸部キャノン砲を含めて、付属ミサイル(×2)を同時発射する事が可能になったでござるよ。

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しかも、ゲイルダガーもテラストームより射出可能であり、ピーピングヘッドのまま右手に保持するよりも、使い勝手は良さそうでござる。

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しかし! ゲイルダガーを装着する事により、ピーピングヘッドにはジョイント部分が無くなる為に余剰パーツと化すでござる。 (笑)

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なお彼は劇場版「ビーストウォーズ・Ⅱ ライオコンボイ危機一髪!」にて、バトルシップモードに変形したマジンザラック(未販売)の飛行甲板より、ビーストモードのまま発艦する姿を披露してくれたでござるが・・・ 「一度やってみたかったのよね~♪」

できればジェット戦闘機だったスタースクリーム時代に飛んでもらいたかったでござるな。