ごきげんようでござる!
今宵も海洋生物ネタで、1988年のトランスフォーマー・超神マスターフォースより、デストロン・シーコンズ部隊指揮官、タートラー(C-312、タートラー、1980円)の紹介でござる!
シーコンズは6体の海洋生物型トランスフォーからなる地球デストロン初(?)海洋攻撃部隊であり、タートラーはカメ(カメ型モンスター?)に変形する指揮官でござる。
なお、TVアニメ劇中では指揮官であるタートラー以外の5体のシーコンズは知能が低く同型が大量に登場したザコキャラクターで、タートラーを中心に合体するキングポセイドン(D-318、キングポセイドン、6200円)の手足及び武器でしかない使い捨てなのでござる。
そう・・・言わば地球産の人工トランスフォーマーなのでござるが、劇中では変形能力や会話能力がない量産型のロボットモンスターでござるかな。
指揮官であるタートラーは劇中ではロボットモードに変形する描写は無く、普通に会話は交わすものの彼自体が生粋のトランスフォーマーか地球産の人工トランスフォーマーなのかは語られていないでござる。 ?
商品ギミックではタートラーの口が開閉し、背中のキャノン砲はレバー操作で砲身が交互に前後するでござる。
本品はデストロンでは4番目のスクランブル合体商品である為に他のスクランブル兵士とも合体可能でござるが、指揮官ロボの特長である基地モードへの変形は無いでござる。
しかし、ロボットモードの手持ち武器となるレーザー砲を甲羅に接続することで、強固な移動砲台となるのでござるな。
そしてTV未登場のロボットモードは凄まじいカラーリングでござるが、カメとは裏腹に細身のロボットモードとなるでござる。
しかも、無骨な顔であったスクランブル指揮官ロボと異なりヒロイックな顔のデザインとなっているでござる。
う~む・・・ 勿体無い・・・
TVアニメ本編で登場しなかったロボットモードが勿体無いでござる!
しかも、ロボットモードへの変形はカメの前脚を伸ばす事により、拳が連動して引き出されるギミックはオートモフ機能の先駈けとも呼べるもので、当時の商品としては完成度の高いモノでござるよ。
まあ・・・脚部が前後に動かない事は残念でござるが・・・
本品は合体ロボなので、合体させてこそ意味があるでござるが単体でも十分に遊べる商品でござる。
そう・・・単品でも合体用パーツが付属するので単体でも・・・
パロDキングポセイドン (笑)
が完成するでござるよ!
まあ、実際は他のスクランブル兵士であるオーバーバイト(D-313、オーバーバイト、880円)やクラーケン(D-314、クラーケン、880円)、ロブクロウ(D-315、ロブクロウ、880円)、ガルフ(D-316、ガルフ、880円)、テンタキル(D-317、テンタキル、880円)が合体するのでござるが、キングポセイドンへのスクランブル合体は別の回に紹介するでござる。
さて・・・ TVアニメ劇中ではロボットモードが披露されず、カメ型モンスターのままでの直立や二足歩行が描かれていたでござるが、商品でも再現できており、9年後に某ポ〇ット〇ンスターにパクられる事になったでござるよ。 (笑)