さあ!
今宵は、デストロン海洋攻撃部隊シーコンズの最期の1体は、サメ型モンスターに変形する海中攻撃兵 オーバーバイト(D-313、オーバーバイト、880円)の紹介でござる。
さてさて! サメ型モンスターとは、手足の生えたサメだったり、それに類似したモノをさしているようでござる。
トランスフォーマーでは1986年に販売されたシャークトロン(GNAW、日本ではイベント限定販売?、2500円)に始まり、テラートロンのリッパースナッパー(D-80、リッパースナッパー、880円)等がサメ型モンスターの部類に分類されるようでござる。 ?
しかし、オーバーバイトと異なり、シャークトロンやリッパースナッパーはサメらしくないプロポーションでござるが、オーバーバイトは正にサメに手足をくっ付けたモンスターなのでござるな。
しかも、両腕・足に鋭い爪を持ち格闘戦に優れスピーディなデザインである事が推測できるでござる。
その為か、付属の火器はキャノン砲一門で、使いにくそうでござる。
まあ、火器と見立てたスタンドパーツを取り付けてみるのも一考でござるが、イメージとしては魚雷でも抱えている方が似合っているでござるが、やはり格闘戦が一番似合うシーコンズでござるな。
しかし!
TVアニメではキングプセイドン(D-318、キングポセイドン、6200円)の武器として合体していたイメージが一番強いシーコンズだったりもするでござる。
まあ・・・ 武器モード(ターゲットマスター)では一番シンプルな形(?)であり、使いやすいのかもしれないでござるな。
そう・・・ 武器が一番似合わないオーバーバイトが武器モード(キャノン砲)では一番使用頻度が高いというのは皮肉なものでござるな。
無論、キングポセイドンの腕・足として合体可能でござる。
さて・・・問題はTVアニメ未登場のロボットモードでござる。
腕の可動箇所はシーコンズで一番多いのでござるが、脚部が繋がっており、折角の可動を台無しにしており、とても格闘向きとは言えないデザインになってしまったでござるよ。 (残念)
そう・・・ 数にモノを言わせるザコキャラクターその物でござる。
まあ、唯一の救いがロボットモードのカラーリングでござるかな。 (笑)
モンスターモードが格闘及び水中移動形態だとしたら、ロボットモードは火器攻撃及び作業形態と言いたいでござるが、火器がチト貧弱でござるかな?
まあ・・・付属のスタンドパーツを武器と見立てて持たせてみても、強そうには見えないでござるな。
うむ・・・モンスターモードの方が強いイメージが有るのでロボットモードは2の次のデザインでもOKなのでござるな。
その為か、1987年に再販されたシーファントム(D-21、ゴッドネプチューン、3980円)は付属武器が削除された他のシーコンズと異なり武器が無くとも違和感が無かったりしたでござる。
しかし・・・ オーバーバイトの場合は普通のサメでも商品化出来なかったものでござろうか?
否! それ以前にシーコンズ全体が海洋生物型モンスターである事でござるが、TVアニメ(トランスフォーマー・超神マスターフォース)事態は日本向けに作られているでござるが、玩具は海外向けにデザインされたものなので、米国人が好むデザインが採用された事でござるな。
そう・・・ この辺のデザインラインならば日本人の感性にも耐えられるデザインだと思うでござる。