トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

サイバトロンの天才技術者

2009-12-10 20:07:56 | トランスフォーマー・G1

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「天才と何とかは紙一重?」

世の中には、散々迷惑を掛けているものの、憎まれる事のない存在とは、天才と呼ばれる一部の人たちであり、彼らの存在により様々な恩恵を受けるものでござる。

無法者・犯罪者やキチ〇イが行う迷惑行為と違い、天才の行動とは全てにおいて何らかの結果が待っているのでござるよな。

そう、天才の行う迷惑行為くらいは大目にみてやろうというのが世間一般の意見でござるよな。

ちゅー事で今宵は

サイバトロン屈指の技術者、ホイルジャック(03、ホイルジャック、1800円)の紹介でござる!

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本品は1984年に「超ロボット生命体 トランスフォーマー」商品として販売されているでござるが、商品自体は1982年に販売されたダイアクロン商品カーロボット(カーロボット No.18、ランチアストラトスターボ、1700円)の一部金型を修整しシークレットエンブレムの貼付とデコレーションシールの一部の変更して、ダイアクロン隊員を削除した商品でござる。

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本品のヴィークルモードはランチアストラトスターボ(説明書表記ではランチア)のレースカー仕様で、所謂アリタリアなカラーリングを再現しているでござる。

拙者的にはラリー仕様の方がピンと来るでござるが、レース仕様もなかなか目立つでござるよな。

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オシャレなイタリア車らしいカラーリンングを再現した商品でござるから、付属のデコレーションシールを貼れば更に良くなるはずでござるが・・・

本品に付属されているデコレーションシールは曲面では剥げ易いフィルム状シールなので断念しているでござる。

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商品ギミックはダイアクロン隊員を搭乗させるための実車とは異なる大胆なドアが設けられており、付属のミサイル(ツインランチャー)はヴィークルモードでは余剰パーツとなるでござる。

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なお、本品に付属するレーダーウィングはヴィークルモードでは取り外しておいてもよいのでござるが、取り付け位置が邪魔にならない車体裏なので取り付けたままにしているでござるよ。

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ロボットモードの変形は簡易でござるが、デザインはレース仕様のヴィークルモードと異なり、ゴリラ体型のパワフルなデザインとなる珍しい商品でござる。

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しかも、手持ち武器がなく、両肩にミサイル(マグネット弾)発射ギミックを有したツインランチャー(ショルダーキャノン)を装備したデザインはスマートなカッコよさとは別の意味で、無骨なサポートロボ的なカッコよさのあるデザインでござる。

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しかし、特長あるロボットモードは、ダイアクロン商品時代の子供達の反応は良くなかったそうでござる?

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まあ、如何に顔の無いリアル志向のロボットが注目を浴びていたとは言え、本日の顔は無機質すぎるのでござるよな?

御蔭でTVアニメの作画では顔が追加されて描かれたのでござるが、知らずに本品を購入してしまえばギャップに驚くこと間違いない商品でござる。

因みに、拙者は本品の顔を見たとき所謂「甲府事件」と呼ばれる、ブドウ畑の宇宙人の似顔絵を思い出したでござるよ。 (笑)

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さてさて、ホイルジャックの性格設定はサイバトロン屈指の技術者で、サイバトロンの武器や防御システム、エネルギー制御や改良などなどの発明に加えて仲間のリペアや、宇宙船アーク(未販売)やダイノボットの設計まで行う何でも有りの天才なのでござるよな。

しかし、ホイルジャックの場合は研究室に篭るのを嫌い、前線に身を置き、走り回るのを好む性格だそうで、動き回る方が頭の回転が良くなるそうでござる。

その為に、わざわざレースカーを選んでおり、自動車とは思えない離れ技のスタントを行い見せびらかすのが趣味だそうでござる。

更に新兵器開発中は熱心になるあまりに、全く役に立たない発明品や失敗作等で、ときどき他に迷惑をかける事もあるそうでござる。 (笑)

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なお、戦闘能力は平均的でござるが、サイバトロンにおいては最重要人物の一人でござるから、指揮官であれば戦闘には加えたくない一人でござるよな。 (笑)

まあ、トラブルメーカーではないが大目にみるしかない存在でござるよ。

まあ、それゆえの自由さが招いたのか・・・ ホイルジャックは、2005年のサイバトロンシティの戦い(トランスフォーマー・ザ・ムービー)にて戦士しているのでござるよな。

う~む・・・ おしい人を亡くしたと思っていたら・・・

海外ではアクションマスター(アクションマスター、ホイルジャック、日本未販売)として復活しているのでござるよな。 (オイオイ)

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しかしまあ、キャラクター人気はあるのでござるが、商品は早々に絶版となっており、再販も行われていないのでござる。

う~む・・・ 金型が破損したのでござろうか?

まあ、新たに復刻金型を製作する場合もあるので、もし復刻再販されるのであればマーキングは全て塗装やタンポ印刷処理にしてもらいたいものでござるよな。 (笑)

無論、頭部の異なるバリエーションのマルボロタイプ(カーロボット No.17、ランチアストラトスターボ、1700円)復活も望みたいところでござるが、商品ギャップが強い事に原因があるのでござろうか?

まあ、今後の劇場版「TRANS FORMERS」第3弾がらみの便乗商品であるトランスフォーマーアンコールに期待でござる。