トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

とある科学の超打蜂砲

2009-12-27 13:54:31 | BW・Ⅱ

Photo

ごきげんようでござる!

1998年展開の「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ」は、ビーストウォーズ人気の為、急遽日本で展開された日本オリジナルのビーストウォーズでござるが、スタート時は商品が間に合わず、日本未販売の「ビーストウォーズ」や「マシンウォーズ」および「G2」商品等で構成されており、シリーズ中盤になりデストロン側はパワーアップとしてサイボーグビースト商品が販売されたでござる。

今宵はサイボーグ・ハチに変形するデストロン航空隊長!

ダージガン(D-25、ダージカン、2200円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3 

ダージガンは設定上、ラファールジェット機に変形するデストロン航空士官、ダージ(D-14、ダージ、750円)がギガストーム(D-22、ギガストーム、4980円)により、悪のアンゴルモアエネルギーを注入されてパワーアップした姿なのでござるが・・・ ジェット戦闘機から蜂では、まったく面影がなく説得力がないのでござるよな。 (笑)

Photo_4Photo_5 

まあ、青い体色と蛍光ピンクの目がダージぽいのでござるがデザインは全く異なるでござる。

強いて言えば商品サイズが大型化したことでパワーアップしたと見るべきでござろうな?

Photo_6Photo_7 

Photo_8Photo_9 

商品は左右非対称のメカニックが露出したサイボーグ表現(?)の蜂でござるが、本品は前年に販売されたデストロン空中攻撃兵、ワスピーター(D-3、ワスピーター、1500円)の金型を流用し、新規製作のサイボーグパーツと交換した商品なのでござる。

Photo_10

まあ、しかし交換パーツが多い為、販売価格が1500円から2200円に跳ね上がっており、正直レギュラーサイズ商品並の交換パーツを組み替える為に、元のパーツを大部分無駄にした勿体無い商品なのでござるよな。 ・・・捨てたパーツもコンパチで付属して欲しかったと思う拙者も貧乏性でござるよな。 (笑)

Photo_11Photo_12 

Photo_13Photo_14 

なお、商品コンセプトはメタルス化による絶版商品の流用で、ビースト戦士とメタルス戦士の中間であるヒューザー戦士(?)でサイボーグビーストだそうでござる?

まあ、後に機械とビーストの融合はトランスメタル2のカテゴリーに受け継がれるので、プロトタイプとも呼べる商品で、当初は捕獲されたビースト戦士が洗脳・改造された姿としての企画もあったそうでござる?

Photo_15Photo_16 

しかしまあ、サイボーグ表現で機械を露出させるのは、ムリヤリ感とか分かりやすいデザインでござるが、コードとかの極端に弱点になりやすそうなモノを露出させるのは実用性が乏しいでござるよな。 (笑)

まあ、見えなきゃ普通のビースト戦士と変わらないわけでござるが・・・

Photo_17

で、商品ギミックは背中に折りたたまれたキャノン砲((ニードルランチャー)を展開させて、翼の下に収納されたミサイルを発射するでござる。

Photo_18Photo_19 

因みにミサイルは槍状のデザインなのでござるが、安全対策で先端部が丸められており、何だか分からないデザインでござる。

なお、ミサイルはオシリに収納されているニードルショットと共用でござる。

Photo_20Photo_21 

設定では、ニードルランチャーは敵のコンピューターを狂わすコンピューターウィルスを発射する武器で、羽よりはブラストリーダーと呼ばれる超音波攻撃を行うようでござる。

Photo_24 

ロボットモードへの変形工程はワスピーターと大差なく、ミュータントヘッドは廃止された代わりの新造形頭部は左右非対称の凶悪なデザインでござる。

Photo_25Photo_26 

本品のと黒のパーツは元々の部品でござるが、銀色スモークグレーの部品は新造パーツでござる。

Photo_27Photo_28 

特長ある羽と廃部のキャノン砲のおかげで全く別物の様な印象でござる。

まあ、コレはコレで良いのでござるが・・・

Photo_29Photo_30 

元のダージの顔には全くにていないのでござるよな。 (笑)

おそらく、本品もダージとして設計されたものではない流用品なのでござろう。 (うん!)

Photo_31

まあ、何事も設定さえ付けてしまえば、それっぽくなる理論でござるから、ダージガンダージより悪のアンゴルモアエネルギーにより全てがパワーアップした姿となったので、航空士官から航空隊長にランクアップしていたりするでござる!

・・・しかし、部下が誰一人いないので事実上は只の航空兵でござる。 (笑)

Photo_32Photo_33

Photo_34Photo_35 

なお、手持ち武器のニードルショットは連射性に優れており、敵を痺れさせるなどの攻撃が可能でござる。

Photo_36

ダージガンのアタックモードは背中のニードルランチャーを展開させて砲台(?)となるのでござるが・・・

何だか一気に雑魚ぽっなるのでござるよな。

Photo_37Photo_38

Photo_39Photo_43

まあ、拙者は好きなデザインでござるが。 (笑)

Photo_41Photo_42

因みに、本品は意外と遊べる設計であり、説明書にはない第4の変形パーンぽいアナザーフォーム風の変形も可能なのでござるよな。

Photo_44

まるで物質転送マシンの実験で蜂と合成されてしまった科学者ぽい姿になるのでござるよな。 (笑)

Photo_45Photo_46

まあ、使い道はないのでござるが、なんとなく拙者的には好きなオレ変形なのでござるよ!

Photo_47

拙者的にはダージのパワーアップ版としての説得力が無いが意外と遊べる商品でお気に入りなのでござるが、、本品は製造コストが悪い為か、再販や成型色変更品は販売されていないのでござるよな。

Photo_48

まあしかし、一言言える事は・・・

最初から新規で金型を起こす方が安上がりだったのではないでござるかな?

商品流用の実験としては評価したい一品でござる。 (笑)