テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

第7次讃岐遠征②

2010-04-05 09:58:24 | 国内旅行ー香川
 「山越」から「谷川米穀店」へは、県道17号線を通って首切峠というすごい名前の峠を越えればいいはずだったのですが、17号の手前で曲がってしまい、道に迷ってしまいました。道を聞いた地元のおっさんが、また変なことを教えるので、大回りしてやっとつきました。シャム社長に「道案内がなっていない」と怒られました。



 そんなこんなで、山の中にできている行列までたどりつきました。「谷川」の場合、お店の収容能力が低いので、行列は遅々としてすすみません。



 おそばもやり始めています。頼んでいる人はいなかったけれど。約1名、子どもが「そばがいい」といったら、親に無理やり「うどんにしなさい」といわれていました。



 「谷川」秘伝の唐辛子味噌とゆず胡椒。味噌は、ともかく辛いです。なんか足りないかな、と入れすぎになりがちですが、ほんとうに少しで十分です。



 うどんの小の冷たいのです。細めの弾力系のうどんです。のど越しがいいという感じですが、唐辛子味噌のせいで、唇がピリピリします。



 「谷川」の近くの桜も咲いていました。



 こちらはしだれ桜。山里の春という感じですね。120円の品を食べるために、1時間待ちましたが、まあ、お花見もできたということで。



 5軒目は、まんのう方面にもどって、「太郎」へ。ガイドブックの地図がずさんなので、ちょっと探しました。



 1日限定30食の肉ぶっかけの小(400円)です。限定30食が、午後1時半まで残っているのもどうかと思いますが、まあ食べられたのだから、けっこうなことです。讃岐でも、肉は甘めに煮込まれることがほとんどだと思いますが、「太郎」ではピリ辛にしあげています。ぶっかけ出汁は少なめです。



 こちらはシャム社長のぶっかけ小(280円)。平べったい、表面がすべすべしたうどんです。弾力系で、あまりコシはない型のうどんでした。シャム社長は、しょうががまずかったと、微細なところで文句をつけていました。



 お次は、坂出方面に向かって、33号線沿いにある「和香松」へ。初めての入店です。



 ワンちゃんがいました。犬好きのシャム社長がさわろうとしましたが、怖がって逃げていきました。



 「和香松」名物のちゃんぽんうどん(570円)を注文。油で炒めた具材が、うどんの和風出汁に妙にあいます。うどんは、あたたかいのでさほどコシはありませんでした。「ここでしかたべられない」と店主はもうしておりました。発想の妙というやつですね。



 「和香松」では、甲子園の高校野球を映していました。ちょうど延長11回裏にはいったところでした。食べているうちに、12回表の興南の攻撃で5点が入りました。東京の日大三高の負けです。東京人は一般に地元意識が薄く、高校野球も池田やPLなど、そのときどきの人気高やアイドル選手のいる学校を応援する人がけっこういます。今回も、案外、島袋投手の興南の方を応援していた人が多かったんじゃないかと思います。