山小屋だより

街歩きや山歩きで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、ご一緒に歩きましょう。

巻機山(最終回)

2017-07-01 05:00:00 | 新潟の山
※今日から7月です。
このシリーズの最終回です。



こんな雪道がかなり長く続きます。
踏み抜きに注意です。




このあたりは雪が解けて川になっていました。



ユズリハの花が咲いていました。
新葉がでると古い葉は垂れ下がって落ちます。
「代々譲る」といわれ、正月のしめ縄の飾りとして使われます。



石がゴロゴロとした登山道になりました。



ブナ林を通過します。




五合目に着きました。




ピラミッドのような山は大源太山です。
だいぶ姿がよくなってきました。



ヒメモチです。
北海道から本州の日本海側の多雪地帯に生育している常緑低木です。
花弁が4枚でオシベも4本で、秋に赤い実をつけます。



ミヤマスミレ・・・
スミレの高山型です。



ツクバネソウが咲いていました。
葉っぱに写った花の影がクモのようです。




四合目を通過します。





登山口に降りてきました。



駐車場に到着しました。
この日の歩きは約10時間でした。

ここから少し歩いたところに水場があります。
そこで靴の泥を落として一度マンションに引き返しました。
温泉に入って着替えをし、車の人になりました。


関越トンネルの近くで山が真っ赤に染まりました。



アーベントロートという現象です。
夕焼けが山肌に反射して山が赤く見えます。
わずか、数分の出来事でした。

※夜明けの頃、山肌が赤く染まる現象はモルゲンロートといいます。
どちらもドイツ語です。



   ◎付 録



今回のルート地図です。
一番右の「井戸尾根コース」をピストンしました。
桜坂駐車場は朝は誰もいませんが、帰りには管理人がいてしっかり駐車料(¥500/1台)を
徴収されました。